こんにちは。毎月200本以上の腕時計をマッチングしているCHRONOBLE 運営者の「NAOYA」です。
G-SHOCKといえば、どんな過酷な環境でも壊れないタフネスウォッチの代名詞ですよね。でも最近は、ただ頑丈なだけじゃなくて、自分の心拍数や睡眠の質まで測れるスマートなG-SHOCKが増えているのをご存知でしょうか。
今回ご紹介するDW-H5600MB-1JRは、まさにそんな時代のニーズに応える一本です。
検索でDW-H5600MB-1JRのレビューや評判を調べている方は、おそらく「G-SHOCKらしい見た目は好きだけど、スマートウォッチとしての機能はどうなの?」「メタルベゼルの質感や、実際にスーツに合うのか知りたい」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
実はこのモデル、従来の樹脂製G-SHOCKとは一線を画す質感を持ちながら、最新のヘルスケア機能まで搭載した、大人のためのガジェットに仕上がっているんです。
私自身も実際に触れてみて、その完成度の高さと、逆に「ここは惜しい!」と感じたポイントがはっきりと見えてきました。
この記事では、スペック表だけでは分からないリアルな使用感や、購入前に知っておくべき注意点まで、包み隠さずお伝えしていきます。あなたの時計選びの迷いを、ここでスッキリ解消していきましょう。
- メタルベゼルの質感やスーツとの相性といったデザインの実態
- MIP液晶の見やすさやバッテリー持ちなど実用面のメリット
- 通知機能の使い勝手や操作性など購入前に知っておくべき注意点
- GBD-200やGarminなど比較検討すべきライバルモデルとの違い
- メタルベゼルの質感やスーツとの相性といったデザインの実態
- MIP液晶の見やすさやバッテリー持ちなど実用面のメリット
- 通知機能の使い勝手や操作性など購入前に知っておくべき注意点
- GBD-200やGarminなど比較検討すべきライバルモデルとの違い
DW-H5600MB-1JRの基本スペック

まずは、DW-H5600MB-1JRの基本的な仕様を確認していきましょう。サイズ感や重量は、毎日の使い勝手を左右する重要なポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | CASIO(カシオ) G-SHOCK |
| モデル名 | G-SQUAD DW-H5600MB-1JR |
| 型番 | DW-H5600MB-1JR |
| ケースサイズ | 51.1 × 44.5 × 16.6 mm |
| 重量 | 65g |
| 価格 | 46,200円(税込) |
| 防水性能 | 20気圧防水 |
| 充電方式 | USB充電 + ソーラーアシスト充電 |
| 主な機能 | 光学式心拍計、睡眠計測、血中酸素、通知機能、MIP液晶 |
Naoya’s ポイント
注目すべきは16.6mmという厚みですね。通常の5600系より約3〜4mm厚くなっているので、袖口の収まり具合は要チェックです。ただ、メタルパーツを使いながら65gという軽さは驚異的。一日中着けていてもストレスを感じさせない設計はさすがG-SHOCKです。
DW-H5600MB-1JRの4つの魅力・特徴

なぜこのモデルが「大人のG-SHOCK」として注目されているのか。その理由は、単なる機能追加だけではない、質感と実用性の絶妙なバランスにありました。
質感が大人!メタルベゼルとスクエアデザインの融合
この時計の最大の魅力は、なんといっても「メタルベゼル」が放つ高級感です。型番の「MB」が示す通り、ベゼル部分にはステンレススチールが採用されていますが、ただ金属にしただけではありません。

表面にはブラックIP(イオンプレーティング)加工が施されており、さらに場所によって仕上げが使い分けられています。正面から見える天面は「ヘアライン加工」でマットに落ち着かせ、側面は「ミラー加工」でキラリと輝く。
この立体的なコントラストが、樹脂モデル特有のオモチャっぽさを完全に払拭しています。ビジネススーツの袖口からチラッと見えても、「あ、いい時計してるな」と思わせる品格があるんですよね。
MIP液晶の視認性が革命的
従来の反転液晶(黒背景に白文字)のG-SHOCKを使っていて、「暗い場所や直射日光の下だと全然見えない…」とストレスを感じたことはありませんか?
このモデルに搭載された「MIP(Memory-in-Pixel)液晶」は、その悩みを過去のものにします。

画素の一つ一つがメモリを持つこのディスプレイは、コントラストが圧倒的に高く、真夏のランニング中でも文字がくっきりと浮き上がって見えます。「老眼が入ってきてデジタルの文字が見にくい」という方でも、この視認性なら驚くほど快適に使えるはずです。
さらに、ドットマトリクス表示なので、メールの送信者名や心拍数のグラフなど、情報量の多いデータもきれいに表示してくれます。
バッテリー切れの不安解消!USB+ソーラーのハイブリッド
スマートウォッチ最大の弱点である「バッテリー切れ」
Apple Watchなどを毎日充電するのが面倒で、結局使わなくなったという人も多いですよね。DW-H5600MB-1JRは、この問題を「ハイブリッド充電」で解決しています。

基本はUSBケーブルで充電して使いますが、もしバッテリーが少なくなっても、時刻表示だけはソーラー充電のみで動き続けます。
つまり、「充電忘れてたから今日は時計が使えない…」という悲劇が起こりません。時計としての最低限の機能は光さえあれば永続的に守られる。
この安心感こそが、G-SHOCKを選ぶ最大の理由になるかなと思います。通常使用(通知や心拍計ON)でも約1週間は持つので、週末にサッと充電するだけで運用できるのも楽ですね。
Polarアルゴリズムによる本格ヘルスケア

フィットネス機能に関しては、世界的なスポーツ機器メーカーである「Polar(ポラール)」社のアルゴリズムを搭載しています。
これはかなり大きなトピックで、カシオ独自の分析ではなく、スポーツ科学に基づいた信頼性の高いデータ解析が可能になったことを意味します。
具体的には、「Nightly Recharge」による睡眠の回復度チェックや、トレーニング負荷の分析などが可能です。
特に睡眠トラッキングは、「よく寝たはずなのに体が重い」といった感覚をデータで裏付けしてくれるので、日々の体調管理のモチベーションがグッと上がりますよ。
DW-H5600MB-1JRの着用イメージ(SNSの口コミ)

実際のサイズ感やファッションとの合わせやすさは、SNSの投稿を見るのが一番参考になります。ここでは、代表的な着用シーンを想定して解説します。
(1) スーツスタイル・ビジネスシーンでの着用
オールブラックのメタルベゼルが効いていて、スーツやジャケットスタイルにも違和感なく溶け込みますね。16.6mmの厚みがあるので、ドレスシャツの袖口がキツい場合は注意が必要ですが、見た目の「ガジェット感」と「高級感」のバランスが絶妙で、ビジネスカジュアルには最適解の一つと言えます。
(2) ランニング・カジュアルシーンでの着用
やはりG-SHOCKの本領発揮、Tシャツやパーカーとの相性は抜群です。バイオマスプラスチックのバンドは肌触りがサラサラしていて、汗をかくランニング中でも不快感が少ないのが特徴。MIP液晶のおかげで、走りながらでもペースや心拍数がパッと目に入るのは大きなメリットですね。
DW-H5600MB-1JRはこんな人におすすめ

機能もデザインも優秀ですが、すべての人に完璧な時計というわけではありません。自分のスタイルに合うかどうか、ここでしっかり見極めてください。
✅ この時計がおすすめな人
- G-SHOCKのスクエアデザイン(5600系)を愛している人
伝統のデザインコードを守りつつ、最新機能を使いたいならこれ一択です。 - 老眼などでデジタルの視認性を最優先したい人
MIP液晶の見やすさは感動レベルです。従来の反転液晶にはもう戻れません。 - 「充電切れ」のストレスから解放されたい人
ソーラーアシストのおかげで、時計が止まるリスクはほぼゼロ。ズボラな私でも安心です。 - 仕事とプライベートを一本で済ませたい人
メタルベゼルの質感のおかげで、平日はスーツ、休日はジムという使い分けがスムーズにできます。
❌ おすすめしない人(要注意)
- ガチ勢のアスリート・ランナー
GPSが非搭載(スマホ連携必須)なので、単体での距離計測精度やラップ管理を求めるなら不向きです。 - スマートウォッチとしての「便利さ」を追求する人
LINEの返信や電子マネー決済、通話機能などはありません。また、通知設定も「全部来るか、全部来ないか」になりがちで細かい制御が苦手です。 - 手首が極端に細い人・薄い時計が好きな人
裏蓋のセンサーが出っ張っているため、腕の上で浮いてしまうことがあります。試着は必須かも。
DW-H5600MB-1JRと検討したい代替モデル
購入を迷っているなら、比較検討すべきライバルモデルもチェックしておきましょう。何を優先するかで、正解は変わってきます。
コスパ重視なら「GBD-200 SERIES GBD-200-1JF」
「心拍計や睡眠計測まではいらないかな…」という方には、同じMIP液晶を搭載したGBD-200が強力なライバルです。メタルベゼルではなく樹脂になりますが、価格は半額以下。
しかもボタン電池式で約2年持つので、充電の概念自体がありません。「見やすいデジタル時計で、たまに通知が見られればOK」という割り切り派には、こちらのコスパが光ります。
本格スポーツ機能なら「Garmin Instinct 2」
もしあなたがランニングの記録を詳細に残したい、あるいは登山にも挑戦したいなら、Garmin(ガーミン)のInstinct 2シリーズと比較すべきです。
こちらは高精度なGPSを内蔵しており、スマホを持たずに正確なペースや距離を計測できます。
G-SHOCKのようなタフな見た目を持ちながら、中身はハイテクなスポーツコンピュータ。バッテリー持ちや寿命に関しても非常に優秀です。
Garminの寿命や特徴については、こちらの記事も詳しく解説されているので参考にしてみてください。
⇒ ガーミンは何年使える?平均寿命と劣化の兆候をわかりやすく解説
DW-H5600MB-1JRのよくある質問

最後に、購入前に気になりがちなポイントをQ&A形式でまとめておきます。
- ペアリングがうまくいかない時の対処法は?
-
一度スマホのBluetoothをオフ→オンにしてみてください。特にAndroidの場合は、アプリに「位置情報」の権限を常に許可しないとつながらないことが多いです。時計が機内モードになっていないかも要確認ですね。
- 電池交換は自分でできる?
-
いいえ、できません。このモデルは専用のリチウムイオン充電池を内蔵しているので、バッテリーが劣化したらカシオの修理センターに出す必要があります。ただ、スマートウォッチとしては寿命が長めなので、数年は気にせず使えるはずです。もし充電トラブルなどで困った際は、こちらの記事も役立つかもしれません。
⇒ 迷ったらコレ!スマートウォッチ充電できない時の原因と対処法まとめ! - 通知はバイブレーションのみに設定できる?
-
可能です。操作音や通知音を消して、振動(バイブ)だけで知らせる設定にできます。静かなオフィスや会議中でも、周りに気づかれずに通知を確認できるので便利ですよ。
- メタルベゼルは傷つきやすい?
-
IP(イオンプレーティング)加工はかなり硬度が高いので、日常使いでの擦り傷には強いです。ヘアライン加工のおかげで小傷も目立ちにくいですが、岩場などでガツンとぶつければ当然傷はつきます。それもまた「味」として楽しめるのがG-SHOCKの良いところかなと思います。
DW-H5600MB-1JRのレビュー・評判まとめ

DW-H5600MB-1JRは、「最強のスマートウォッチ」ではありません。機能だけで見れば、もっと多機能なモデルは他にもあります。しかし、「最強のG-SHOCK」の新しい形であることは間違いありません。
スクエアデザインの完成された美しさを崩さず、メタルベゼルで大人の品格をプラスし、そこに現代に必要なヘルスケア機能を搭載した。このバランス感覚こそが、このモデルの真価です。特にMIP液晶の圧倒的な見やすさと、ソーラーアシストによる安心感は、一度体験すると手放せなくなる魅力があります。
「仕事でも使えるカッコいいG-SHOCKが欲しい」
「健康管理はしたいけど、毎日充電するのは面倒」
そんなワガママな願いを叶えてくれる一本。人気モデルのため在庫が不安定になることもあるので、気になる方は早めにチェックしておくことをおすすめします。

