ガーミンのランニングウォッチを検討していて、Forerunner 165と265のどちらを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
見た目は似ていても、実はそれぞれに明確な違いがあり、使う人の目的やレベルによって最適なモデルが異なります。
本記事では、バッテリーの持続時間やGPS性能の違い、搭載されているトレーニング機能の内容まで、165と265をあらゆる視点から丁寧に比較していきます。
はじめてランニングウォッチを選ぶ初心者の方にも、性能重視の経験者の方にも役立つよう、わかりやすく解説していますので、あなたにぴったりの一台を見つけるヒントとしてぜひご活用ください。
- Forerunner 165と265の機能やスペックの違い
- 各モデルがどのようなランナーに適しているか
- バッテリーやGPS性能、トレーニング機能の差
- 自分に合ったモデルを選ぶための判断ポイント
当記事で紹介している腕時計一覧
ガーミンの全モデルが気になる方は、以下の記事で2025年最新モデルの人気ランキングをまとめていますので参考にしてください。
ガーミンForerunner 165と265を徹底比較して選ぶ
ガーミンの人気ランニングウォッチであるForerunner 165と265は、どちらもスタイリッシュなデザインと優れた計測精度を兼ね備えたモデルです。
一見似ているようでも、発売時期や基本仕様、ターゲットユーザー層に違いがあります。
ここではそれぞれのモデルの特徴や違いを整理し、どんなランナーに合っているのかを明確にしていきます。
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ガーミン165と265、どちらが自分に合う?
ガーミンのランニングウォッチ「Forerunner 165」と「Forerunner 265」は、どちらもランナーに人気のモデルですが、用途や走力レベルによって向いているモデルが異なります。
ざっくり分けると次のとおりです。
- Forerunner 165
-
2024年に登場した最新エントリーモデルで、鮮やかなディスプレイや正確なGPS測位など、最新技術を搭載。価格を抑えながらも基本機能がしっかりしており、ランニング初心者にぴったりのコストパフォーマンス重視モデルです。
- Forerunner 265
-
Garmin Coachやトレーニングレディネスといった機能が充実しており、計画的に走力を高めたいランナーに適したモデル。特に、都市部やトレイルでのGPS精度の高さが評価されており、中〜上級者向けの本格派ウォッチです。
これら2モデルは外見や基本的な使用感に共通点が多く、一見すると違いが分かりにくいかもしれません。ただ、比較してみるとGPSの測位精度やトレーニング機能、対応アクティビティ数、バッテリー持続時間などに明確な差があります。
例えば、Forerunner165は軽量で価格も抑えられているため、「最低限の機能で十分」「ランニングをこれから始めたい」といった方にぴったりです。一方で、Forerunner265は詳細なフィットネス分析や都市部での精密なGPS測位に強みがあり、レースやタイム向上を目指すランナーにはより適しています。
このように、それぞれのモデルが持つ特性を理解し、自分の目的や走り方に合った方を選ぶことが後悔のない選択につながります。
以下で各項目をより詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
モデル概要|Forerunner 165と265の基本情報を整理
Forerunner 165と265は、どちらもガーミンの人気シリーズ「Forerunner」に属するGPSランニングウォッチです。
共通してAMOLEDディスプレイを搭載し、心拍数・睡眠・ストレスなど日常的な健康管理機能を持ち合わせています。
Forerunner | 165 | 165Music | 265 | 265S |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2024年2月29日 | 2024年2月29日 | 2023年3月2日 | 2023年3月2日 |
定価 | 39,800円(税込) | 44,800円(税込) | 62,800円(税込) | 60,800円(税込) |
ディスプレイ | 直径1.2インチ (30.4 mm) | 直径1.2インチ (30.4 mm) | 直径1.3インチ (32.5 mm) | 直径1.1インチ (28.1 mm) |
稼働時間 ※スマートウォッチモード | 約 11 日間 | 約 11 日間 | 約 13 日間 | 約 15 日間 |
稼働時間 ※GPSモード | 約 19 時間 | 約 19 時間 | 約 20 時間 | 約 24 時間 |
重量 | 39 g | 39 g | 47 g | 39 g |
防水性能 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
トレーニング機能 | 基本的なトレーニング機能(VO2 Max、心拍数、睡眠など) | トレーニングレディネス、ステータス、負荷バランス、ランニングダイナミクスなど | ||
音楽保存機能 | - | 最大 450 曲 | 最大 500 曲 | 最大 500 曲 |
GPS精度 | マルチGNSS | マルチGNSSマルチバンド(L1+L5信号) |
Forerunner 165
Forerunner 165は2024年2月に発売された比較的新しいモデルで、エントリーランナーを主なターゲットとしています。
音楽保存機能の有無によって「165」と「165 Music」の2種類に分かれており、どちらも軽量で使いやすい設計が特徴です。
Forerunner 265
一方のForerunner 265は2023年に登場し、165の上位機種という位置づけです。
265は通常モデルと手首が細い方向けのコンパクトモデル「265S」があり、トレーニング機能や測位精度など、より高度な性能を求めるユーザー向けに設計されています。
なお、どちらのモデルもSuicaによるキャッシュレス決済に対応しており、ランニング中でも財布なしで行動できる便利さを備えています。
初心者でも扱いやすく、それでいて本格派も納得の機能が搭載されているのが、Forerunnerシリーズの強みです。
価格差は約2万円!コストパフォーマンスを比較
Forerunner 165と265の価格差はおよそ2万円ありますが、この差がどのような機能や使用感に影響するのかを整理してみましょう。
165(無印)は39,800円(税込)、265は62,800円(税込)が定価で、165 Musicでも44,800円と、やはり265の方が一段高めの価格設定です。
265はGNSSマルチバンドに対応
価格の違いを生む要因として大きいのは、GPSの測位精度とトレーニング支援機能です。
Forerunne265は「GNSSマルチバンド」に対応し、ビルの多い市街地や山間部でも安定した位置情報が取得できます。
また、「トレーニングレディネス」「トレーニングステータス」などの本格機能も搭載されており、日々のデータ管理にこだわりたい方にとっては魅力的なポイントです。
165は機能を絞りつつ基本機能は充実
Forerunne165は機能を絞ることでコストを抑えつつ、必要な基本機能は十分に備えています。
特にGPSのマルチGNSS対応、AMOLEDディスプレイ、Suica決済対応など、価格以上の機能を提供しているため、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。
ここで注意すべきは、自分のランニングスタイルに対して「必要な機能」にお金を払っているかどうかです。高機能な265であっても、使いこなせなければオーバースペックになりかねません。
自分に必要な機能を見極めて選ぶことで、価格以上の満足を得られるでしょう。
ディスプレイ性能の違い|AMOLEDの画質とサイズ感をチェック
Forerunne165と265のディスプレイには、どちらも「AMOLED(アモレッド)」と呼ばれる有機ELディスプレイが採用されています。
これにより、屋外の強い日差しの中でも画面がくっきりと見える点は共通しています。
画像サイズと解像度には違いがあり
画面サイズと解像度には差があります。
165 | 1.2インチ | 390 x 390 ピクセル |
165Music | 1.2インチ | 390 x 390 ピクセル |
265 | 1.3インチ | 416 x 416 ピクセル |
265S | 1.1インチ | 360 x 360 ピクセル |
この違いにより、Forerunner 265は走行中により多くの情報を一目で確認できる利点があります。特にレースやインターバルトレーニングのように、瞬時の判断が必要な場面では役立ちます。
一方で、Forerunner 165はコンパクトな画面サイズと軽量設計が特徴で、装着感に優れる点が魅力です。手首の細い方や、なるべく軽いウォッチを好むユーザーにはこちらの方がフィットしやすいかもしれません。
このように、AMOLED自体の美しさは両機種ともに共通していますが、表示領域の広さと情報量を重視するか、軽さとコンパクトさを優先するかで選択肢が分かれます。
GPS精度対決|都市ラン・トレイルで有利なのはどっち?
GPSの測位精度は、ランニングウォッチ選びで最も重要な要素の一つです。Forerunner 165と265は、どちらもGPS・GLONASS・Galileo・みちびきなど複数の衛星に対応していますが、大きな違いは「GNSSマルチバンド対応」の有無にあります。
Forerunner 265はこのマルチバンドに対応しており、L1とL5の2つの周波数帯を使って衛星と通信することで、誤差が出にくい高精度な測位が可能です。特に高層ビルが密集する都市部や、山間部・トレイルなどの電波が届きにくい環境ではその効果を実感しやすいでしょう。
対して、Forerunner 165はGNSSマルチバンド非対応のため、L1単独での測位となります。日常のランニングや郊外の開けた場所では問題ありませんが、環境によっては誤差が生じるケースも考えられます。
都市部でのランや、GPSログの正確性にこだわりたい方には265が安心です。ただし、GPSの測位誤差が許容範囲であれば、Forerunner 165でも十分な性能を発揮します。
自身が走る環境や使用目的に応じて選択するとよいでしょう。
トレーニング機能の差|初心者向けと中級者向けの分かれ目
Forerunner 165と265は、どちらもランニングに必要なデータを取得できますが、トレーニング支援機能の充実度には明確な違いがあります。
265には高度なフィットネス機能が搭載
Forerunner 265には「トレーニングレディネス」「トレーニングステータス」「トレーニング負荷と負荷バランス」などの高度なフィットネス機能が搭載されています。
これらは、日々の睡眠や回復状況、過去のトレーニング内容をもとに、今の自分がどの程度のトレーニングに適しているかを数値化してくれる機能です。
体調やパフォーマンスの変化を継続的に把握したい方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
165は基本的なデータ計測は可能
一方で、Forerunner 165はトレーニング機能を絞り、心拍数、ペース、走行距離などの基本的なデータを中心に計測します。
これはランニング初心者にとって、まず押さえておきたい情報をしっかりカバーしていると言えます。複雑な指標に迷わされず、走ること自体に集中できる点も165の利点です。
言い換えると、165はシンプルに走ることを楽しみたい方向け、265はデータをもとに計画的なトレーニングを行いたい人に向いています。
自身のランニング歴や目的に応じて、必要な機能を取捨選択することがポイントです。
ガーミンの全モデルが気になる方は、以下の記事で2025年最新モデルの人気ランキングをまとめていますので参考にしてください。
ガーミンForerunner 165と265の違いをさらに比較して検証
Forerunner 165と265の大きな違いのひとつが価格設定です。
約2万円の差があるこの2つのモデルですが、その価格差がどのような機能面や使い勝手の差に繋がっているのかを比較してみましょう。
トレーニング機能やGPS精度、バッテリー性能など、価格に見合った価値がどこにあるのかを詳しく解説していきます。
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バッテリー持ちは?音楽再生やマルチGNSS利用時の消耗比較
Forerunner 165と265のバッテリー性能はどちらも優秀ですが、使い方によって持続時間に差が出ます。
特に注目したいのが、GPS使用時や音楽再生時、そしてマルチGNSS(複数衛星システム)を使った測位時のバッテリー消耗です。
スマートウォッチモードは共に高性能
まず通常のスマートウォッチモードでは、Forerunner 165が約11日、265が約13日と、265の方がやや長く使用できます。
ただし実際の使用では、通知の頻度やディスプレイの明るさ設定によって持続時間は前後します。
GPSモードでは若干の差のみ
次にGPSモードですが、こちらもForerunner 265が約20時間、Forerunner 165が約19時間と若干の差があります。
ただし265は「マルチバンドGNSS」をオンにすると、精度は上がる一方でバッテリーの消耗も激しくなり、使用可能時間は約14時間程度に短くなります。
対して165はマルチバンドに非対応なため、一定のバッテリー消費に収まります。
音楽再生時は共にバッテリー消費大
音楽再生時にはどちらのモデルもバッテリー消費が大きくなります。
Forerunner 165 Musicでは音楽再生とGPSを併用すると約7時間、265では約6時間と、こちらは165の方がやや優れた持ちを見せます。
このように、使用モードによってバッテリーの減り方が大きく変わるため、自分の使い方をイメージして選ぶのがポイントです。
長距離のトレーニングやレース中に音楽を聴く場合は、バッテリー残量の管理も忘れないようにしましょう。
サイズ・重量を比較|手首のフィット感と着け心地の違い
装着感はランニングウォッチを選ぶうえで見落とされがちなポイントですが、長時間の使用やトレーニング時の快適さを左右する重要な要素です。
Forerunner 165と265にはサイズと重量に明確な違いがあります。
165と265Sは39gは軽量で自然なフィット感
Forerunner 165は43mmのケースサイズで、重量は約39g。対して265は46.1mm、265Sは41.7mmとバリエーションがあり、重量はそれぞれ約47g(265)と39g(265S)です。
この違いが体感にどう影響するかというと、165と265Sは非常に軽量で、装着していることを忘れるような自然なフィット感があります。
特に手首が細い方や、走行中の揺れを嫌う方には265Sや165が適していると言えるでしょう。
265は手首が細い方には・・・
Forerunner 265の標準モデルは画面が大きく視認性に優れるものの、手首が小さいと装着時にゴツく感じることがあります。
普段使いやビジネスシーンでも使いたい方には、フィット感と見た目のバランスを考慮する必要があります。
また、バンドの素材や柔らかさも着け心地に影響します。どちらのモデルもシリコンバンドを採用しており、肌へのあたりが優しく、汗をかいても蒸れにくい設計です。
最終的には実際に装着した際のサイズ感が重要になるため、購入前に手首の周囲を測っておくと安心です。
音楽・決済機能|スマホレスで走れるかが決め手に?
スマートフォンを持たずにランニングに出たいと考える人にとって、音楽再生とキャッシュレス決済機能は見逃せないポイントです。
Forerunner 165と265のどちらにもこれらの機能が備わっていますが、モデルによって違いがあります。
音楽機能については165と265で違いあり
まず音楽機能についてですが、Forerunner 265は全モデルで音楽保存・再生に対応しています。Bluetoothイヤホンと接続すれば、スマホなしでプレイリストを楽しむことが可能です。
曲数の上限は約500曲とされており、日々のランニングには十分な容量です。
一方、Forerunner 165には「Musicモデル」と「非Musicモデル」が存在します。音楽再生を希望する場合は、必ず「165 Music」を選ぶ必要があります。保存可能な曲数は約450曲とやや少なめですが、実用上は大きな差は感じにくいでしょう。
決済機能については共にSuica対応
次に決済機能ですが、両モデルとも「Garmin Pay(Suica対応)」をサポートしており、電車の改札を通ったり、コンビニでの買い物にも使えます。
ただし、使える店舗やチャージ方法には制限があるため、利用前に確認が必要です。
このように、スマホレスでのランニングを目指す場合は、「Forerunner 265」または「Forerunner 165 Music」の選択が前提となります。音楽再生と決済機能が1台にまとまっていることで、手ぶらランが一気に現実的になります。
特にイヤホンをつけて集中して走りたい方には、大きなメリットとなるでしょう。
対応アクティビティ数とスポーツの幅広さをチェック
Forerunner 165と265は、どちらもランニングを中心に幅広いスポーツに対応していますが、対応アクティビティ数や機能の深さには違いがあります。
自分の運動スタイルに合ったモデルを選ぶためには、この点をしっかりチェックしておきましょう。
165は約25種類のアクティビティに対応
Forerunner 165は、約25種類のアクティビティに対応しています。
ランニングの他にも、サイクリング、スイミング、ヨガ、筋トレなど、日常的なフィットネスをカバーできる内容となっています。
初心者が使うには十分すぎるほどの機能が備わっており、特定の種目に限定されない使い方が可能です。
265は対応アクティビティが30種類以上
一方、Forerunner 265は対応アクティビティが30種類以上とさらに多く、トライアスロンや屋内ローイングなど、より専門的なスポーツにも対応しています。
これにより、単なる記録だけでなく、パフォーマンスの向上やフォーム分析などにも活用しやすくなっています。
また、265ではアクティビティごとにカスタマイズできる項目が多く、運動中のデータ表示や記録精度をより細かく管理できます。
この点は、トレーニングを重ねて自分なりのスタイルを確立したい中級者以上に向いている機能です。
スポーツの種類が多い人や、複数の種目を週替わりで取り入れているような方は、265のほうが柔軟に対応できます。
ただし、1〜2種目に絞って使う方にとっては、165のシンプルさがむしろ使いやすいでしょう。
初心者におすすめなのは165、その理由とは?
Garmin Forerunner 165は、ランニングをこれから始めたい人にとって、手軽さ・機能性・価格のバランスに優れたエントリーモデルです。
ただ「安いから」ではなく、「無理なく使い続けられる」設計がされている点が、初心者向きとして高く評価されています。
それでは、順番にご紹介していきます。
必要な基本機能がしっかり揃っているから
Forerunner165には、初心者に必要な機能が網羅されています。GPSによる距離とルートの記録、心拍数の常時モニタリング、歩数や消費カロリーの計測、そして睡眠の質やストレスレベルのトラッキングまで、日常から運動時まで幅広くサポートします。
さらに、VO2 Maxやリカバリータイムの目安といった、体力レベルの把握に役立つ指標も搭載。
これにより、初心者でも自分の状態を客観的に理解しながら、安全かつ効率的にトレーニングが進められます。
初めてのスマートウォッチでも使いやすい
Forerunner165はAMOLEDタッチディスプレイを採用しながら、直感的に操作できる物理ボタンも搭載されています。これにより、スマートウォッチ初心者でもメニュー操作がスムーズで、走行中の切り替えも迷わず行えます。
特にランニング中は、濡れた手やグローブを着用していることもあるため、画面をタップせずともボタン操作で完結できるのは大きな利点です。
「機械が苦手…」という人でも安心して使い始められる設計になっています。
買いやすい価格で「始めてみる」に最適
Forerunner165は、定価39,800円(税込)から購入可能で、Musicモデルでも44,800円と、Garmin製品としては比較的手頃な価格帯です。
これに対し、上位モデルのForerunner 265は6万円台となり、価格差は2万円以上。
「まずは続けられるか試してみたい」「いきなり高価なモデルは不安」という方には、165の価格設定がぴったり。
万が一続けられなかったとしても、後悔の少ない投資額で済みます。
コスパが高く、長く使えるモデル設計
見た目はエントリーモデルながら、165にはAMOLEDの高精細ディスプレイやSuica対応、音楽再生(Musicモデル)など、日常使いにも役立つ機能がしっかり詰め込まれています。
そのため「最初はランニング用に買ったけれど、普段使いにも便利で手放せなくなった」という声も多く、ランニング習慣が定着した後も長く愛用できるモデルです。
アップグレードの必要を感じにくい、バランスの取れた設計が魅力です。
このように、Garmin Forerunner 165は「機能が足りないわけではなく、ちょうど良い機能だけをしっかり備えている」モデル。だからこそ、初めての1台として最も安心できる選択肢となります。
自分の走り方に合った最適なモデルを選ぼう
Forerunner165と265は、どちらも高性能なランニングウォッチですが、用途やレベルによって向き・不向きが分かれます。
大切なのは「自分の目的に合ったモデルを選ぶこと」です。
たとえば、これから運動習慣をつけたい、まずは記録を残したいという初心者であれば、Forerunner165で十分に満足できるでしょう。必要な機能は一通り揃っており、価格も抑えられているため、最初の1台として最適です。
一方で、トレーニング効率を上げたい、ランニングだけでなく複数の競技を記録したいという場合には、Forerunner265が適しています。
トレーニングレディネスやGNSSマルチバンドのような高度な機能が、より正確で深いデータ取得を可能にしてくれます。
どちらを選んでも、ガーミンのスマートウォッチは日々の運動を記録し、健康管理のパートナーになってくれます。
重要なのは、あなたのランニングスタイル、目的、そして続けられる環境に合ったモデルを選ぶことです。しっかりと違いを理解した上で、自分にぴったりの1本を見つけてください。
ガーミンの165と265を徹底比較|機能・価格・使いやすさを総まとめ
最後にこの記事のポイントをまとめておきます。
- 165はエントリー向け、265は中級者以上向けのモデル
- 165の方が価格は約2万円ほど安く、手に取りやすい
- 両モデルともAMOLEDディスプレイを搭載し視認性が高い
- 265は1.3インチの大型画面で情報表示量が多い
- 165は軽量でコンパクト、長時間の装着でも疲れにくい
- 265はGNSSマルチバンドに対応し、都市部や山間部でも高精度
- 165はGNSSマルチバンド非対応で、開けた環境向け
- 265はトレーニングレディネスや負荷バランスなど高度な分析が可能
- 165は基本的なトレーニング記録に特化しておりシンプル
- 265は音楽保存機能を標準搭載、165はMusicモデルのみ対応
- 両モデルともSuica対応でキャッシュレス決済が可能
- 265はアクティビティ数が30種以上、165は25種程度に対応
- 265はスポーツやトライアスロンなど多様な競技を想定
- 165は日常使いとランニングの両立に適した構成
- 自分の走力レベルやトレーニング目的に応じた選択が重要
ガーミンの全モデルが気になる方は、以下の記事で2025年最新モデルの人気ランキングをまとめていますので参考にしてください。