ロレックスの定番モデルとして高い人気を誇るデイトジャスト41。しかし、「デイトジャスト41が買えない」という声が絶えず、多くの方が頭を悩ませています。
デイトジャスト41の定価と実際の買取相場には大きな差が見られ、特に人気色やデイトジャスト41コンビモデルの入手状況は気になるところではないでしょうか。
また、クラシックなデイトジャスト36と41ではどっちが人気なのか、そしてそもそもロレックスデイトジャストは正規店で買えるのか、という根本的な疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そのようなデイトジャスト41の購入に関する様々な疑問を解消し、現状と入手方法について詳しく解説していきます。
- デイトジャスト41が入手困難になっている具体的な理由
- 現在の市場価格や買取相場と定価の違い
- 正規店、並行輸入店、中古市場それぞれの購入可能性
- デイトジャスト41を選ぶ際の人気モデルや色の傾向
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デイトジャスト41が買えない現状と市場背景
ここでは以下の内容について紹介していきます。
ロレックス入手困難デイトジャストの状況
近年、ロレックス全体の需要が世界的に高まっており、特にデイトジャスト41を含む人気モデルは入手が難しい状況が続いています。以前はプロフェッショナルモデルと比較すると手に入れやすいとされていたデイトジャストも、現在ではその様相が変わりつつあります。
時計業界の大きなイベントである「Watches And Wonders Geneva」などで新作が発表されるたびに注目が集まり、既存モデルへの関心も一層高まる傾向にあります。
このような背景から、デイトジャスト41も店頭で見かける機会が減り、多くの正規店では在庫が不安定な状態です。
在庫が不安定な状態の原因は、需要に対して供給が追いついていないのが主な原因と考えられます。ロレックスは品質を維持するために大量生産を行わないブランドであり、その希少性が人気に拍車をかけている側面もあります。
結果として、デイトジャスト41を求めて正規店を何度も訪れる、いわゆる「ロレックスマラソン」を行う人も少なくありません。
買えないランキングでの位置づけ
「ロレックスが買えない」といった声は、特定のモデルに限らず多くのモデルで聞かれますが、その中でもデイトジャスト41はどのような位置づけなのでしょうか。
一般的に、デイトナやGMTマスターII、サブマリーナーといったプロフェッショナルモデル(スポーツモデル)は入手困難ランキングでも常に上位を占めています。
しかし、プロフェッショナルモデルの入手難易度が極めて高くなった結果、その需要の一部がデイトジャストのようなクラシックモデルへと流れていると考えられます。
そのため、デイトジャスト41も以前のような「比較的買いやすいモデル」という位置づけから変化しつつあり、買えないランキングの中でも徐々にその存在感を増しているのが現状です。
特定の文字盤や仕様によっては、プロフェッショナルモデルに近い入手難易度になっているケースも見受けられます。
ロレックス入手困難ランキングの実態
ロレックスの入手困難ランキングでは、デイトナ レインボー(Ref.116595RBOW)やコスモグラフデイトナ アイスブルー(Ref.126506)、GMTマスターII メテオライト(Ref.126719BLRO METEO)といった特殊素材や希少性の高いモデルがトップクラスに位置づけられることが一般的です。
これらは生産数が極めて少ないか、あるいは製造に高度な技術や希少な素材を要するため、市場に出回る数が限られています。
デイトジャスト41は、これらの超レアモデルと比較すれば流通量は多いものの、ステンレススチールの人気モデルや特定の文字盤(例えばブルーやスレート、ウィンブルドンなど)は依然として入手が難しい状況です。
前述の通り、プロフェッショナルモデルの購入が困難になるにつれて、デイトジャスト41が「次のターゲット」として注目され、結果的に入手困難度が高まっていると考えられます。
特に、オイスターパーペチュアルのターコイズブルー文字盤が短期間で廃盤になった事例のように、人気が出過ぎたために供給が追い付かず、結果的に入手困難リストの上位に名を連ねることもあります。
デイトジャスト41も、そのような人気と供給のバランスによって、ランキング上の実態が変動する可能性を秘めていると言えるでしょう。
デイトジャスト41定価と現在の市場価格
デイトジャスト41の定価は、モデルの素材や仕様によって異なります。
例えば、ステンレススチールモデルのRef.126300(オイスターブレスレット、ダイヤなし)の場合、2023年時点での定価は約105万円から108万円程度とされています。しかし、現在の市場価格は、この定価を大幅に上回っているのが実情です。
データベース内の情報によれば、Ref.126300の平均販売価格は2023年の1年間で約30万円程度上昇しており、多くのモデルが定価を超える価格で取引されています。
これは、デイトジャスト41が単なる時計としてだけでなく、資産価値を持つアイテムとして認識されていることの表れでもあります。値段が落ちにくく、時には購入時よりも価値が上がる可能性があるという期待感が、人気をさらに押し上げています。
デイトジャスト41 主なモデルの定価と市場価格帯の目安 (2023年~2025年初頭情報に基づく)
モデル系統 | Ref | 定価 | 市場価格 |
---|---|---|---|
ステンレススチール | 126300 | 約105万円~ | 約120万円~160万円前後 |
ホワイトロレゾール | 126334 | 約120万円~ | 約150万円~190万円前後 |
イエローロレゾール | 126333 | 約150万円~ | 約170万円~220万円前後 |
エバーローズロレゾール | 126331 | 約160万円~ | 約180万円~240万円前後 |
※上記はあくまで目安であり、文字盤の種類、ブレスレットの種類、状態、付属品の有無、購入時期によって価格は大きく変動します。
このように、どのモデルも市場価格が定価を上回る傾向にあり、デイトジャスト41の人気の高さを物語っています。
高騰するデイトジャスト41の買取相場
デイトジャスト41の買取相場も、市場価格の高騰に伴い、非常に高い水準で推移しています。購入時の定価を上回る価格で買い取られるケースも珍しくありません。
これは、二次流通市場においてもデイトジャスト41の需要が非常に高く、品薄状態が続いているためです。
例えば、Ref.126334(オイスターブレス、ブラック文字盤)の買取価格が170万円、Ref.126334(ジュビリーブレス、ブルー文字盤)の買取価格が183万円といった実例がデータベースに記録されています(2025年5月29日更新情報)。
これらの価格は、当時の定価を考慮すると、いかに買取相場が高騰しているかを示しています。
資産価値という観点から見ると、デイトジャスト41は購入後に価値が下がりにくい、あるいは上昇する可能性を秘めた時計と言えます。
この点が、投資目的の購入者を惹きつけ、さらなる需要増と価格上昇につながっている側面も否定できません。
ただし、買取価格は時計の状態、付属品の有無(箱、保証書など)、製造年、さらには買取店の査定基準やその時々の市場動向によって大きく変動します。
そのため、売却を検討する際には、複数の専門店の査定を比較することが賢明です。
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デイトジャスト41が買えない時の入手戦略
ここでは以下の内容について紹介していきます。
デイトジャストが正規店で買える可能性
デイトジャスト41を定価で購入する最も直接的な方法は、ロレックス正規店での購入です。しかし、前述の通り、その道のりは決して平坦ではありません。
多くの正規店では慢性的な品薄状態が続いており、希望のモデルにすぐに出会えることは稀です。とはいえ、正規店での購入可能性を高めるために、いくつかのポイントが挙げられます。
諦めずに店舗に足を運ぶ
まず、諦めずに店舗に足を運ぶことが基本となります。一度や二度の来店で希望のモデルがなくても、何度も通うことで店員に顔を覚えてもらい、購入の意思を伝えることができます。
その際、欲しいモデルを1~3種類程度に明確に絞っておくことも、熱意を伝える上で効果的かもしれません。
スタッフとのコミュニケーション
次に、店舗スタッフとのコミュニケーションも大切です。転売目的ではないこと、自身が使用するために探していることを誠実に伝えることで、信頼関係を築ける可能性があります。
服装や態度なども、店舗側が見ている要素の一つと考える人もいます。実際に、正規店を訪問した際(19時頃、シャツにスラックス、ロレックスチェリーニ着用)も、店員からヒアリングを受け、在庫確認が行われたものの、希望モデル(Ref.126300 シルバー文字盤 オイスターブレス)の在庫はありませんでした。
この一度の訪問だけでは購入の難易度は測れませんが、根気が必要であることはうかがえます。
また、一部の店舗では来店予約制を導入している場合もありますので、事前に確認することも必要です。しかし、この来店予約自体も取得が困難な場合が多いのが実情です。
総じて、正規店での購入は運とタイミング、そして根気強い努力が求められると言えます。
デイトジャスト41コンビモデルの選択肢
ステンレススチールモデルの入手が特に困難な状況において、デイトジャスト41のコンビモデル(ロレゾールモデル)は、相対的に見て入手可能性が若干高まる選択肢となることがあります。
コンビモデルとは、ステンレススチールとゴールド(イエローゴールド、エバーローズゴールド、ホワイトゴールド)を組み合わせたモデルのことです。
コンビモデルは、ステンレススチールモデルに比べて定価が高めに設定されています。
これらのモデルは、華やかで高級感があり、ステンレススチールモデルとは異なる魅力を持っています。
コンビモデルのメリット
- 入手可能性: ステンレスモデルに比べて、店頭で見かける機会がわずかに多いとされることがあります。ただし、これも店舗やタイミングによります。
- デザイン性: ゴールドのアクセントが加わることで、よりエレガントでドレッシーな印象になります。
- 資産価値: ステンレスモデル同様、コンビモデルも高い資産価値を維持する傾向にあります。
コンビモデルの注意点
- 価格: 定価がステンレスモデルよりも高くなります。
- 好み: ゴールドの入ったデザインが好みに合うかどうかは個人差があります。
ステンレスモデルに強いこだわりがない場合や、よりラグジュアリーな雰囲気を求める場合には、コンビモデルも積極的に検討してみる価値があるでしょう。
特に、フルーテッドベゼルとジュビリーブレスレットの組み合わせは、デイトジャストの象徴的なデザインであり、コンビ素材との相性も抜群です。
人気ランキング上位モデルの入手難易度
デイトジャスト41の中でも、特に人気ランキングで上位に来る文字盤や仕様は、入手難易度がさらに高くなる傾向があります。一般的に人気が高いのは、汎用性のあるシンプルな文字盤や、ロレックス独自の魅力的なカラーリングのものです。
例えば、以下のような文字盤は人気が高く、それに伴い入手も難しくなることがあります。
- ブルー: 深みのあるサンレイ仕上げのブルー文字盤は、ビジネスシーンにもカジュアルにも映え、非常に人気があります。
- スレートローマン(ウィンブルドンダイヤル): グリーンの縁取りが施されたローマ数字インデックスが特徴的で、洗練された印象を与えます。
- ブラック: 定番色であり、引き締まった印象でどんな服装にも合わせやすいため、常に需要が高いです。
- シルバー/ホワイト: クリーンで視認性が高く、飽きのこないカラーとして安定した人気があります。
ブレスレットの種類(オイスターブレスかジュビリーブレスか)やベゼルの種類(スムースベゼルかフルーテッドベゼルか)によっても人気度は異なり、入手難易度に影響を与えることがあります。
例えば、フルーテッドベゼルにジュビリーブレスレットの組み合わせは「ザ・デイトジャスト」とも言える王道スタイルで人気が高いですが、スムースベゼルにオイスターブレスレットのスポーティーなスタイルを好む人も多く、一概にどちらが入手しやすいとは言えません。
人気ランキング上位のモデルを狙う場合は、より一層、正規店への頻繁な訪問や並行輸入店のチェック、中古市場での探索など、多角的なアプローチが必要になると考えられます。
デイトジャスト36と41どっちが人気か
デイトジャストを選ぶ際、ケースサイズで悩む方も少なくありません。メンズモデルでは主に36mmと41mmの2つのサイズが展開されており、デイトジャスト36と41ではどっちが人気かという点は、購入を検討する上で重要な要素の一つです。
デイトジャスト36の魅力
- 伝統的なサイズ感: 36mmはデイトジャストのオリジナルモデルから続く伝統的なサイズであり、クラシックで普遍的な魅力があります。
- 装着感の良さ: 日本人の手首にも馴染みやすく、スーツの袖口にも収まりが良いとされています。上品で控えめな印象を好む方に適しています。
- 豊富なバリエーション: 歴史が長いため、文字盤や素材のバリエーションが非常に豊富です。
デイトジャスト41の魅力
- 現代的な存在感: 41mmはより現代的で、しっかりとした存在感を放ちます。大きなケースサイズを好む近年のトレンドにも合致しています。
- 力強い印象: ややスポーティーな印象も持ち合わせており、カジュアルな装いにも合わせやすいです。
- 視認性: 文字盤が大きくなるため、視認性が若干向上します。
人気の傾向と入手性
どちらのサイズがより人気があるかは、時代や個人の好みによって異なります。かつては36mmが主流でしたが、近年は41mmの需要も非常に高まっています。
一般的に、体格の良い方やより存在感を求める方は41mmを、クラシックなスタイルやバランスを重視する方は36mmを選ぶ傾向があるようです。
入手性に関しては、どちらのサイズも人気モデルは品薄ですが、市場全体の流通量や需要の集中度合いによって、特定のモデルでは差が出ることがあります。
デイトジャスト41は登場してからまだ日が浅いため、ヴィンテージ市場まで含めた選択肢の幅では36mmに軍配が上がります。しかし、現行モデルの人気という点では、41mmも36mmに劣らず高い需要があります。
最終的には、ご自身の好みや手首のサイズ、普段のファッションなどに合わせて、最適なサイズを選ぶことが大切です。可能であれば、実際に試着して比較してみることをお勧めします。
デイトジャスト41が買えない場合の対策
デイトジャスト41の入手が困難な状況が続いていますが、それでも手に入れるための対策はいくつか考えられます。以下にその主なポイントをまとめました。
- デイトジャスト41の現行モデルの需要は非常に高く、供給が追いついていない状況を理解する
- 定価での購入は正規店に限られるが、在庫は極めて少なく入手は困難を極める
- 市場価格は定価を大幅に上回っており、資産価値も注目されていることを認識する
- ロレックス全体の人気高騰がデイトジャスト41の品薄に拍車をかけている
- 買えない理由として、純粋な需要増、世界的な供給不足、転売目的の購入などが挙げられる
- 正規店での購入を目指す場合、複数店舗への根気強い訪問や良好なコミュニケーションが鍵となる
- 並行輸入店では定価よりも高額になるが、新品や未使用品を見つけやすいメリットがある
- 中古品も視野に入れれば、選択肢は広がり、価格的にも魅力的な場合がある
- 過去のモデルや生産終了品も、状態の良いものを選べば十分に満足できる可能性がある
- ステンレスモデルに固執せず、コンビモデル(ロレゾール)も検討対象に加える
- デイトジャスト36など、他のサイズや近しいモデルも比較検討してみる
- 特に人気の高い文字盤の色(ブルー、グリーン、スレート等)は競争率が高いことを念頭に置く
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