Fitbit Charge 6と5の違い比較！買い替えは必要？徹底検証

こんにちは。毎月200本以上の腕時計をマッチングしているCHRONOBLEの「NAOYA」です。

見た目はそっくりな『Fitbit Charge 6』と『Fitbit Charge 5』ですが、中身はGoogleの技術で別物に進化しました。どちらを選ぶべきか、本当にあなたに合っているのはどちらか迷っていませんか？

特に注目は、操作性を劇的に変えるサイドボタンの復活や、Googleマップ、YouTube MusicといったGoogle連携機能です。一方で、高度計による階数カウントの廃止や、バッテリー持ち、充電時間の実態など、購入前に知っておくべき注意点もあります。

この記事では、Fitbit Charge 6と5の違いをスペック比較表で徹底解説。AIと機械学習で向上した心拍数測定精度や、Suica・Googleウォレット対応の電子マネー事情、気になる「壊れやすい」という評判や不具合の真相にも迫ります。

バンドの互換性やアクセサリー、価格・値段から見るコスパ比較も含め、最終的におすすめはどっちなのか、買い替えの判断基準をお届けします。

Fitbit Charge 6と5の違いを徹底比較

「見た目が同じなら、安い方でいいんじゃない？」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

その内部では、ハードウェア主導のFitbitからGoogleのソフトウェア力が注入されたスマートデバイスへと、大きなパラダイムシフトが起きています。

ここでは、毎日の使い勝手を左右するスペックや機能の具体的な違いについて、詳しく比較していきます。

Fitbit Charge 6と5の違い：スペック比較表

まずは、両モデルの基本スペックを一覧で比較してみましょう。サイズ感は維持しつつも、内部の重量やセンサー構成、そして対応する機能に、微細ながらも重要な変更が加えられていることがわかります。

機能・項目	Charge 5	Charge 6
操作インターフェース	タッチスクリーンのみ	タッチ + ハプティックサイドボタン
Google機能連携	非対応	Googleマップ、YouTube Music、Googleウォレット
心拍数測定アルゴリズム	従来型Fitbitアルゴリズム	Google AI（機械学習）適用
心拍転送モード	非対応	対応（ジム機器等へBluetooth転送）
エクササイズモード数	6種類（本体保存）	40種類以上（本体保存）
高度計（階数計測）	なし	なし（復活せず）
重量	約28g	約37.6g（密度が増加）
決済プラットフォーム	Fitbit Pay（Suica対応）	Googleウォレット（Suica対応）
GPS	内蔵GPS + GLONASS	内蔵GPS + GLONASS（Googleマップ連動）

重量の変化について

「Fitbit Charge 6」は約37.6gと、「Fitbit Charge 5」よりも約10g近く重くなっています。これはサイドボタン機構の追加や、より高密度な内部設計によるものと考えられます。

数値だけ見ると大きく感じるかもしれませんが、実際に手首に着けてみるとその差はわずかで、装着感が損なわれるレベルではありませんのでご安心ください。

サイドボタンが復活！物理ボタンで操作性向上

「Fitbit Charge 5」を利用していた多くのユーザーが、口を揃えて指摘していた最大のストレス。それは間違いなく「タッチスクリーン操作の限界」でした。

「Fitbit Charge 6」では、この切実なフィードバックに対する明確な回答として、待望のサイドボタンが搭載されています。ここでは、両モデルの操作性が具体的にどう違うのか、シーン別の使い勝手を深掘りしてみましょう。

Fitbit Charge 5の課題：汗と水滴との戦い

Charge 5はデザインの美しさを優先し、物理ボタンを完全に廃止しました。しかし、これが運動好きにとっては仇となりました。

例えば、ジムのトレッドミルで走り込み、指先まで汗ばんでいる状態を想像してみてください。心拍数を確認しようと画面をタップしても反応せず、何度も叩いているうちにワークアウトの集中力が切れてしまう…なんて経験はありませんか？

また、雨の日のランニングや水泳中など、画面と指の間に「水」が介在するシーンでは、静電容量式のタッチパネルはどうしても誤反応を起こしやすくなります。

ただホーム画面に戻りたいだけなのに、メニューの奥深くまで入り込んで戻れなくなった、というイライラは、Charge 5ユーザー共通の悩みだったと言えます。

Fitbit Charge 6の進化：触覚フィードバックボタンの正体

「Fitbit Charge 6」で復活したボタンは、昔のCharge 3や4にあったような、カチッと押し込む機械式のボタンではありません。

本体左側面に搭載された感圧センサーが指の力を検知し、「ブッ」という微細な振動を返すことで、擬似的にクリック感を再現するハプティック（触覚）ボタンです。

このボタンの恩恵は絶大です。画面を見なくても、指先の感覚だけで確実に画面をスリープから復帰させることができますし、どんなに深い設定メニューを開いていても、ボタンを一回押せば確実に時計表示（ホーム画面）に戻ることができます。

さらに、ボタンを「2回素早く押す」ことでGoogleウォレットを即座に呼び出すといったショートカット操作も可能です。

汗だくの手でも、手袋をしている状況（薄手であれば反応することが多いです）でも、「確実に操作を受け付けてくれる安心感」がある。この一点だけでも、Charge 5から乗り換える価値は十分にあると私は確信しています。

GoogleマップやYouTube MusicのGoogle連携

Fitbit Charge 6は、Fitbitブランドが名実ともにGoogleファミリーの一員になったことを象徴するデバイスです。

Charge 5にはなかった最大の進化点であり、多くのユーザーが待ち望んでいたのが、このGoogle系サービスとの強力な連携機能です。

ここでは、日常の利便性を大きく変える2つの主要機能について詳しく見ていきましょう。

Googleマップによるターンバイターンナビ

これは、初めて訪れる場所への移動や、サイクリングを趣味にする方にとって革命的とも言える機能です。

使い方は非常にシンプルで、まずスマートフォンのGoogleマップアプリで行き先を設定し、ナビゲーションを開始します。すると、手首の「Fitbit Charge 6」が自動的に連動し始めます。

画面に地図そのものが表示されるわけではありませんが、「あと200m先を右折」といった具体的な指示テキストと、進むべき方向を示す矢印がシンプルに表示されます。重要な曲がり角に近づくと手首が振動して教えてくれるため、常に画面を凝視する必要がありません。

たとえば、自転車のハンドルを握ったまま安全に進路を確認できたり、人混みの中で高価なスマートフォンを何度も取り出して確認する手間とリスクを減らせたりと、移動のストレスを驚くほど軽減してくれます。

YouTube Musicのコントロール

トレーニング中の音楽体験も、よりシームレスに進化しました。Charge 6では、YouTube Musicアプリの再生コントロールが手元で完結します。

具体的には、再生・一時停止はもちろん、曲のスキップや戻し、そして音量の調整までを画面のタップ操作で行えます。

さらに進化した点として、単なるリモコン機能にとどまらず、手元で「おすすめのミックスリスト」やプレイリストをブラウジングして再生を開始することも可能です。

ランニング中に気分を変えたい時や、満員電車でスマホをポケットから取り出せない状況でも、手元だけでサッと聴きたい曲にアクセスできる快適さは、一度味わうと手放せなくなるでしょう。

利用に関する重要な条件と注意点

これらの便利な機能を利用するには、以下の2つの条件を満たす必要があります。事前に環境を確認しておきましょう。

• スマートフォンとの接続が必須： Charge 6単体で地図データを取得したり音楽をストリーミングしたりするわけではありません。常にペアリングされたスマートフォンが近くにあり、Bluetooth接続されている必要があります。
• 有料プランへの加入が必要： YouTube Musicの操作機能を使用するには、「YouTube Music Premium」へのサブスクリプション契約（有料）が必須となります。無料版のアカウントではこの機能を利用できない点はご注意ください。

心拍数の測定精度がAIと機械学習で進化

スペック表だけを眺めると、搭載されている光学式心拍センサー自体はCharge 5とほぼ同じハードウェアに見えます。しかし、Charge 6の中身は「頭脳」が違います。

GoogleのPixel Watch開発で培われた高度なAI（人工知能）と機械学習のアルゴリズムが、この小さなトラッカーに移植されました。

これにより、ハードウェアは同じでも、データの処理能力が飛躍的に向上しています。メーカーの発表によると、HIIT（高強度インターバルトレーニング）やスピニング、ローイングといった激しい運動中の心拍数測定精度が、前モデルと比較して最大60%も向上したとされています。

心拍数の急激な上昇や下降を正確に捉えることは、消費カロリー計算の正確性に直結します。「自分の頑張りを数値として正確に知りたい」というストイックな方にとって、この目に見えない進化は非常に大きな意味を持ちます。（出典：Google Blog『Introducing Charge 6: Fitbit’s new fitness tracker』）

高度計と階数カウントの廃止に関する注意点

進化の一方で、残念ながら廃止されたままの機能もあります。かつてのFitbitユーザーに愛されていた「今日は階段を何階分登ったか」を表示する階数カウント機能ですが、Charge 5で削除され、Charge 6でも復活することはありませんでした。

これは、気圧の変化を感知する高度計センサーが搭載されていないためです。

「毎日の通勤で階段を使うモチベーションにしていた」

「ハイキングで獲得標高を手元で見たい」

という方にとっては、物足りなさを感じるポイントかもしれません。

もし、あなたが登山やトレイルランニングなど、高度データの正確な記録やタフな環境での使用を重視されるのであれば、Chargeシリーズではなく、気圧高度計を標準装備したGarminなどのアウトドア向けモデルを検討するのも一つの手です。

以下の記事で、用途別のおすすめモデルを詳しく紹介しています。→迷わず選べる！ガーミンおすすめスマートウォッチ人気ランキング【2025年最新版】

SuicaやGoogleウォレット対応と電子マネー

日本のユーザーにとって、手首をかざすだけで改札を通り抜けたり、ランニングの途中でコンビニへ立ち寄ってドリンクを買ったりできる機能は、一度体験すると手放せない便利さがありますよね。

「Fitbit Charge 6」も「Fitbit Charge 5」も、この必須級機能である電子マネーに対応していますが、その裏側で動いているシステムには大きな変革が起きています。

Charge 5：Fitbit Payでの運用実績

「Fitbit Charge 5」では、Fitbit独自の決済システムであるFitbit Payを採用しています。アプリ内でSuicaを発行し、チャージを行うことで、鉄道やバス、お買い物の支払いに利用可能です。

すでにCharge 5で通勤や通学をされている方も多いと思いますが、Suicaとしての基本機能は完成されており、日常使いにおいて不満を感じることは少ないでしょう。

ただし、Suica以外の決済手段、例えばクレジットカードのタッチ決済などを登録しようとすると、対応しているカード会社が限定的であるなど、やや拡張性に欠ける部分がありました。

Charge 6：Googleウォレットへの統合と進化

最新の「Fitbit Charge 6」からは、ついにGoogleウォレットへとプラットフォームが統合されました。これにより、Fitbitアプリだけでなく、Googleの広範な決済エコシステムの一端を担うデバイスへと進化しています。

ユーザーにとって一番の安心材料は、変わらずSuicaが利用できるという点でしょう。Googleウォレットベースになっても、改札での反応速度や使い勝手は良好で、スマホを取り出さずに決済できる快適さはそのままです。

さらに、設定画面のインターフェースがGoogle標準のデザインに近づいたことで、特にAndroidユーザーにとっては初期設定やカード管理がより直感的で分かりやすくなっています。

システム移行によるメリットと将来性

Fitbit PayからGoogleウォレットへ移行したことの最大のメリットは、その将来性にあります。

Googleの強固なセキュリティ基盤の上で運用されるため安心感が増すだけでなく、将来的にはVisaのタッチ決済をはじめとする、より多くのクレジットカードやデビットカードへの対応拡大が期待されています。

現時点では使える機能に大きな差はありませんが、GoogleマップやYouTube Musicと同様に、決済機能においてもGoogleのエコシステムに統合されたCharge 6の方が、今後のアップデートによる利便性向上への期待値は間違いなく高いと言えます。

利用者の評価に基づくFitbit Charge 6と5の違い

カタログスペックだけでは見えてこないのが、「毎日の使い心地」や「長期的な信頼性」といったリアルな部分です。ここからは、実際にユーザーの間で話題になっている評判や、バッテリーの実態について、私の経験も交えて掘り下げていきます。

Fitbit Charge 6と5は壊れやすい？評判や不具合はどうなっているのか？

購入前にインターネットで検索していると、「Fitbit 壊れやすい」というドキッとする言葉が出てきて不安になったことはありませんか？

せっかく購入するのですから、すぐに使えなくなってしまう事態は避けたいものです。

実際のところ、この2つのモデルには故障の傾向に明確な違いがあります。私がこれまでのユーザーレビューや相談を受けてきた経験から、それぞれのモデルが抱える評判や不具合のリスクについて、詳しく解説していきます。

Fitbit Charge 5の場合：ハードウェア由来のトラブル

発売から時間が経過しているCharge 5ですが、特に発売初期のロットにおいては、ハードウェアそのものに関連する不具合報告がいくつか見られました。

代表的なのが「バッテリー残量は十分にあるはずなのに、画面が突然ブラックアウトして反応しなくなる」という現象や、「何もしていないのにバッテリーが数時間で空になる」というバッテリードレインの問題です。

これらは個体差や初期不良によるケースが多く、現在流通している新品在庫や、ファームウェアアップデートを適用した個体ではかなり改善されています。

しかし、もし中古市場で古い製造時期のCharge 5を購入される場合は、こうしたリスクがわずかながら残っている可能性を頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

Fitbit Charge 6の場合：ソフトウェア連携のつまずき

一方で最新のCharge 6はどうでしょうか。こちらはCharge 5の筐体設計をベースに内部を改良しているため、ハードウェアとしての完成度は高く、物理的な故障報告は比較的少ない印象を受けます。

ただし、Charge 6特有の課題として挙げられるのが、Googleシステムへの移行に伴うソフトウェア周りのトラブルです。

「購入直後のセットアップでスマホとうまく同期しない」「Googleアカウントとの連携でエラーが繰り返し表示される」といった声が散見されます。

重要なのは、これらは故障ではないケースがほとんどだということです。多くの場合、アプリのキャッシュクリアやデバイスの再起動、あるいはスマホ側のBluetooth設定をリセットすることで解消されます。

初期設定で少し手こずるかもしれませんが、機械そのものが壊れているわけではないので、焦らずに対処すれば大丈夫ですよ。

共通の注意点：サウナや高温環境は故障の近道

最後に、両モデル共通して最も注意していただきたいのが熱への耐性です。最近のサウナブームで、心拍数を測るためにトラッカーを着けたままサウナに入る方が増えていますが、これは故障の大きな原因となります。

Fitbitは50m防水などの優れた防水性能を持っていますが、これはあくまで常温の水に対する性能です。サウナのような高温の蒸気や、お風呂の熱湯は、防水パッキンを劣化させたり、画面を固定している接着剤を溶かしてしまったりする恐れがあります。

「防水だから大丈夫」と過信せず、入浴時は外して充電タイムにするのが、愛機を長く使う秘訣です。

もし、サウナでの利用を本格的に検討されているのであれば、メーカーの公式見解やリスクについて詳しく解説した以下の記事も、ぜひ参考にしてみてください。→ガーミンはサウナで使える？公式見解を知ってなお使えるか検証！

バッテリー持ちと充電時間や常時表示の実態

両モデルとも、公式スペックでは「最大7日間」のバッテリー持ちを謳っています。しかし、これには条件があります。

もしあなたが、腕時計のように常に時刻を表示させておく「常時表示モード（AOD）」をオンにすると、バッテリー持ちは一気に2〜3日程度まで短くなります。これはCharge 6でも5でも同様です。

また、内蔵GPSを使ってランニングのルートを記録する場合、バッテリーは約5時間〜6時間程度で空になってしまいます。

充電時間については、両モデルとも専用の磁気充電ケーブルを使用し、0%から100%まで約2時間。お風呂に入っている間や、デスクワーク中の少しの時間に充電すれば毎日使い続けられるので、運用上の大きなストレスにはならないでしょう。

長持ちさせるコツ

普段は「常時表示」をオフにし、手首をクルッと返した時だけ画面が点灯する設定にするのがおすすめです。これだけで、本当に1週間近く充電なしで過ごせるようになりますよ。

バンドの互換性とアクセサリーについて

これは既存ユーザーにとって最高のニュースです！Fitbit Charge 6とCharge 5のバンド接続部は完全に同一の規格で作られています。つまり、バンドの互換性がバッチリあるということです。

もし今Charge 5を使っていて、お気に入りのレザーバンドや、通気性の良いナイロンバンドなどを別途購入して持っているなら、それをそのままCharge 6に付け替えて使うことができます。新しくアクセサリーを買い直す必要がないのは、お財布にも優しくて助かりますよね。

サードパーティ製バンドの注意点

Amazonなどで販売されている格安の非純正バンドの中には、接続部の精度が甘く、Charge 6本体に対して「ハマりが緩い」「外れやすい」といった個体差があるものが稀に存在します。購入時はレビューをよく確認することをおすすめします。

価格や値段とコスパの比較

最後に、購入の大きな決め手となる価格について見ていきましょう。毎日身につけるパートナーだからこそ、支払う金額に見合った価値があるのか、シビアに見極めたいところですね。

現在の市場における実勢価格（値段）と、機能差を考慮したコストパフォーマンスを分析します。

Fitbit Charge 6：最新機能への投資価値

「Fitbit Charge 6」の現在の実勢価格は、およそ19,000円 〜 24,000円前後で推移しています。一見すると「活動量計にしては少し高いかな？」と感じるかもしれません。

しかし、上位機種であるPixel Watchなどが4万円〜5万円台であることを考えると、約半額でSuica決済やGoogleマップ、そして高度な心拍測定機能が手に入る点は見逃せません。

特に、物理ボタンによる操作ストレスの解消や、Googleウォレットによる将来的な決済手段の広がりを考慮すれば、この価格設定は非常に戦略的であり、機能に対するコストパフォーマンスは優秀だと言えます。

Fitbit Charge 5：在庫状況と価格の罠

一方、前モデルである「Fitbit Charge 5」は、既にメーカーでの生産が終了に向かっており、市場在庫のみの流通となっています。

通常、型落ちモデルは大幅に値下がりするものですが、Charge 5に関しては供給が減っているため、一部のショップでは希少価値により価格が高騰していたり、新品在庫が見つからなかったりするケースが増えています。

運良く在庫処分セールなどで1万5千円程度で見つかればラッキーですが、2万円近く出して購入するのは、サポート期間の残存年数を考えても少々リスクが高い買い物と言わざるを得ません。

コスパ判定：数千円の差なら迷わず新型を

もし両モデルの価格差が3,000円〜5,000円程度であれば、私は迷わずCharge 6をおすすめします。毎日使う中で「画面が反応しない」というストレスを数千円で解消できるなら、長期的な満足度（コスパ）は間違いなく新型の方が上だからです。

Fitbit Charge 6と5の違い！買い替えのおすすめはどっち？

ここまで様々な角度から比較してきましたが、結論として「買い替え」は必要なのでしょうか？私なりの答えをまとめます。

こんな方にはFitbit Charge 6が絶対おすすめ

• 運動中の操作ストレスをなくしたい人：物理ボタンの有無は、天と地ほどの差があります。汗をかくスポーツをするなら迷わずCharge 6です。
• Googleサービスを活用したい人：マップのナビやYouTube Musicの操作を手元で行いたいAndroidユーザーには最適です。
• トレーニングデータを正確に取りたい人：HIITや激しい運動をするなら、AIによる心拍数補正の恩恵をフルに受けられます。
• これから初めてFitbitを買う人：今から買うなら、ソフトウェアの寿命を考えても最新モデル一択です。

こんな方はFitbit Charge 5のままでOK

• 今のタッチ操作に不満がない人：日常の歩数計として使っていて、運動中の操作をほとんどしないなら、急いで買い替える必要はありません。
• 単純なライフログだけで十分な人：睡眠計測や心拍数の常時測定といった基本機能の性能差は、日常レベルでは感じにくいでしょう。
• iPhoneユーザーでGoogleアプリを使わない人：Googleマップやウォレットの恩恵が薄れるため、Charge 5でも十分満足できるはずです。

Charge 6は見た目の派手な変化こそ少ないものの、物理ボタンの復活という「原点回帰」による使いやすさと、Google連携という「未来」への一歩を両立させた、非常にバランスの良い良機種です。