DW-5600UE-1JFレビュー！評判と電池5年LEDの真価

こんにちは。毎月200本以上の腕時計をマッチングしているCHRONOBLE 運営者の「NAOYA」です。

DW-5600UE-1JFのレビューや評判が気になって検索しているあなた。

「安いけど本当に使えるの？」

「ソーラーじゃなくて電池式で大丈夫？」

「旧型と何が違うの？」

と迷っていませんか。

実はこのモデル、見た目は昔ながらのG-SHOCKですが、中身が「別物」レベルに進化していて、マニアの間では「隠れた名作」と呼ばれているんです。

この記事では、実際に多くの時計を見てきた私が、DW-5600UE-1JFの進化したポイントや、逆に注意すべき点を包み隠さずお伝えします。

DW-5600UE-1JFの基本スペック

まずは、DW-5600UE-1JFの基本的なスペックを確認していきましょう。カタログ値だけでなく、実用面でどうなのかという視点も交えて解説します。

項目	内容
ブランド	CASIO（カシオ） G-SHOCK
モデル名	ORIGIN 5600 SERIES
型番	DW-5600UE-1JF
ケースサイズ	48.9 × 42.8 × 13.4 mm
価格	メーカー希望小売価格： 12,100円（税込） ※実売価格は8,000円～10,000円前後
その他	電池寿命約5年 高輝度LEDライト （スーパーイルミネーター） 20気圧防水 耐衝撃構造

Naoya’s ポイント

特筆すべきはやはり「電池寿命約5年」ですね。旧モデルが2年だったことを考えると、実用性は段違いです。サイズ感も日本人の手首に一番しっくりくる「黄金比」だと思います。

DW-5600UE-1JFの4つの魅力・特徴

「ただの安いG-SHOCKでしょ？」と思ったら大間違いです。なぜ今、あえてこのモデルが選ばれているのか、その具体的な4つの魅力を深掘りしていきます。

進化したLEDバックライト（スーパーイルミネーター）

一番の進化ポイントと言っても過言ではないのが、バックライトの変更です。

旧モデル（DW-5600E）では青緑色のELバックライトが採用されていましたが、今回の「UE」モデルからは高輝度な白色LEDバックライトに変更されました。

正直、古参ファンの中には「ELの雰囲気が好きだった」という声もありますが、実用面で見ればLEDの圧勝です。

暗闇でも数字がくっきりと浮かび上がり、視認性が劇的に向上しています。夜間のランニングや、暗い倉庫での作業などでもストレスなく時刻を確認できます。

電池寿命が約5年に大幅アップ

地味ですが最強のアップデートがこれです。搭載モジュールが新開発の「No.3525」になったことで、省電力化に成功しています。

「電池交換が面倒だからソーラーモデルにする」という人は多いですが、5年も持つなら話は別ではないでしょうか。

5年に1回、数千円で交換すれば新品同様にリフレッシュできると考えれば、ランニングコストは非常に優秀です。

変わらない「スピードモデル」のデザイン

映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着用していたことから「スピードモデル」の愛称で親しまれているこのスクエアデザイン。

1983年の初代モデルからほとんど形を変えていないのは、それだけ「完成されたデザイン」だという証拠です。

無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルなフォルムは、流行り廃りの激しいファッション界において、常に「定番」として君臨し続けています。一周回って今、このシンプルさが一番カッコいいと再評価されているんです。

圧倒的なコストパフォーマンス

機能が向上しても、価格は据え置きレベルで抑えられています。

電波ソーラー機能を搭載した上位モデル（GW-M5610Uなど）は実売で1.5倍〜2倍近い価格になりますが、DW-5600UEなら1万円以下で手に入ることも珍しくありません。

「ガシガシ使って、傷ついたら買い替える」

という、G-SHOCK本来の道具としての使い方ができるのは、この価格帯ならではの魅力ですね。

DW-5600UE-1JFの着用イメージ（SNSの口コミ）

実際に着けてみるとどんな雰囲気になるのか、SNS上の投稿を参考にイメージを膨らませてみましょう。

(1) スーツ・ジャケットスタイルでの着用

ボーナス出たし、無くしたままつけてなかった腕時計購入

G-SHOCKのDW-5600UE-1JF
耐衝撃構造と20気圧防水のみ
シンプルなこのモデルが一番好き pic.twitter.com/qPOTpVEcvA

— 世間部 (@SekabeSoushirou) July 3, 2024

意外かもしれませんが、黒のスクエアモデルはスーツの袖口にもスッと収まります。「ハズし」アイテムとして優秀ですね。ただし、あくまでカジュアルな時計なので、厳格な商談などではTPOを考える必要があります。

ビジネスシーンでのG-SHOCK着用マナーや、ダサくならないコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。→G-SHOCKはビジネスにはダサい？大人を魅了する選び方＆着こなし術

(2) カジュアル・アウトドアでの着用

やはりTシャツやパーカーとの相性は抜群です。マットな質感のブラックはどんな服にも馴染みますし、アウトドアで泥や水がかかっても全く気にならない安心感が最高です。

DW-5600UE-1JFはこんな人におすすめ

スペックや特徴を踏まえて、DW-5600UE-1JFが「買い」な人と、別のモデルを検討した方がいい人を整理しました。

✅ この時計がおすすめな人

結論から言うと、「時計はシンプルで丈夫なのが一番」という実用重視の方にはこれ以上の選択肢はありません。

• コスパ重視で「本物」のG-SHOCKを手に入れたい人
• 仕事や作業で傷つくことを気にせずガシガシ使いたい人
• 複雑な機能やスマホ連携などは必要ない人
• 週末だけ使うなど、ソーラー充電の管理が面倒な人
• 防災用として長期保管できる信頼性の高い時計が欲しい人

特に、たまにしか時計を使わない人の場合、ソーラーモデルだと「いざ使おうとしたら充電切れ」ということがよくあります。その点、電池式なら引き出しの中で5年間動き続けてくれるので安心です。

❌ おすすめしない人（要注意）

一方で、現代的な便利さを求める方には不向きな面もあります。

• 1秒の狂いも許せない正確さを求める人（電波時計ではありません）
• 定期的な電池交換がどうしても嫌な人
• スマホの通知や歩数計測などのスマート機能が欲しい人
• 高級感やステータス性を時計に求めたい人

もし「もっと高機能で、大人の色気が欲しい」という場合は、フルメタルモデルやスマート機能を搭載したモデルも検討してみてください。以下の記事で大人のためのG-SHOCK選びを解説しています。→G-Shock大人ダサいは過去の話！選び方で変わる魅力

DW-5600UE-1JFと検討したい代替モデル

購入を迷っている方のために、よく比較対象になるモデルとの違いを解説します。

GW-M5610U-1JF（電波ソーラーモデル）

一番のライバルです。デザインは初代DW-5000Cを踏襲した赤枠が特徴。「ソーラー充電」と「電波受信」機能が付いています。

比較のポイント

予算が許すならこちらの方がメンテナンスフリーで楽ですが、価格は5,000円以上高くなります。「時刻合わせの手間をお金で買うかどうか」が判断基準ですね。

G-5600UE-1JF（タフソーラーモデル）

こちらは「電波機能なし」の「ソーラーのみ」モデルです。海外で使う場合などには便利ですが、日本国内では価格差が微妙で、あえてこれを選ぶメリットは薄いかもしれません。

DW-H5600シリーズ（スマートウォッチ機能搭載）

見た目は5600系ですが、心拍計測やスマホ通知機能を搭載した最新機種です。健康管理もしたいという方にはこちらがおすすめですが、充電の手間は増えます。

最新のスマート機能付きG-SHOCKの使用感が気になる方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。
DW-H5600MB-1JRレビュー評判！大人の最強G-SHOCKの真価

DW-5600UE-1JFのよくある質問

購入前に気になりがちなポイントをQ&A形式でまとめました。

時刻合わせは難しいですか？

難しくありません。左上のボタンを長押しして設定モードに入り、他のボタンで数値を送るだけです。慣れれば数秒で終わります。

アラームや操作音は消せますか？

はい、可能です。今回の新しいモジュールでは操作音のミュート機能も搭載されているので、静かな場所でも使いやすくなっています。

お風呂や海で使っても大丈夫ですか？

20気圧防水なので、水泳やサーフィンなどは全く問題ありません。ただし、お風呂（特にお湯や洗剤）はパッキンを痛める原因になるので、基本的には外すことをおすすめします。

DW-5600UE-1JFのレビュー・評判まとめ

DW-5600UE-1JFは、一見すると普通のG-SHOCKですが、その中身は現代の使用環境に合わせて確実にブラッシュアップされています。

「変わらないデザイン」

「進化した中身（LED＆5年電池）」

のバランスは、まさに実用時計の完成形と言えるでしょう。

スマートウォッチの充電に疲れた方や、気兼ねなく使える相棒を探している方にとって、これほど頼りになる時計はありません。

定番モデルとはいえ、人気の波で在庫が薄くなることもあります。「あの時買っておけばよかった」と後悔する前に、ぜひチェックしてみてくださいね。