20代メンズ腕時計の決定版！失敗しない選び方とおすすめモデル

こんにちは。毎月200本以上の腕時計をマッチングしているCHRONOBLE 運営者の「NAOYA」です。

「そろそろきちんとした腕時計を持ったほうがいいのかな？」

就職や昇進、あるいは友人の結婚式など、20代というライフステージの変化を迎えると、ふとそう感じる瞬間が増えますよね。

もちろん、時間はスマートフォンでいつでも確認できます。しかし、社会人としての信頼感や、大人としてのちょっとした自信を身につけるために、腕時計は言葉以上に雄弁な「頼れる相棒」になってくれます。

でも、いざ自分に合う一本を探そうとすると、

「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」

「高ければ高いほどいいの？」

「ビジネスでマナー違反にならないか不安」

と悩んでしまうことも多いはず。

この記事では、そんなあなたのために、デジタル世代である20代が身につける理由や絶対に失敗しない選び方、そしておすすめの国内ブランドから憧れの海外ブランドまで、プロの視点でわかりやすく徹底解説します。

20代のメンズ腕時計TOP20として絶対ハズレのない人気モデルや、就活・デートなどの用途別おすすめモデルもしっかり紹介しますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。

20代メンズ腕時計の役割と賢い選び方

20代は学生から社会人へと環境が劇的に変わる時期だからこそ、腕時計選びにも戦略が必要です。単に時間を知る道具としてではなく、自分自身の価値を高めるツールとしてどう選ぶべきか。

ここでは、なぜ今腕時計が必要なのかという根本的な理由から、ビジネスで失敗しないためのマナー、そして予算や駆動方式といった具体的な選び方の基準までを丁寧に深掘りしていきます。

デジタル世代の20代が身につける理由

20代の皆さんは、物心ついた時からデジタルデバイスに囲まれて育ってきましたよね。時刻を知るだけならスマートフォンで十分、そう思うのは極めて合理的です。

実際、データを見てもスマートウォッチ以外の腕時計をつけている20代は決して多数派ではありません。 （出典：NTTドコモ モバイル社会研究所『スマートウォッチ所有率2割弱：若い世代の所有がのびる』）

しかし、だからこそ「あえて手首にアナログの腕時計を巻く」という選択が、周囲との強力な差別化につながるのです。

社会に出ると、会議中や商談中にスマホを取り出して画面を点灯させる行為が、「退屈している」「早く終わらせたいと思っている」といったネガティブな誤解を招くリスクがあります。

また、大学卒業、就職、昇進といった人生の節目において、腕時計は自分のステータスやアイデンティティを表現する「名刺代わり」のような役割も果たします。

「自分はこういうビジネスマンになりたい」という意思を、手首の時計に託してみてはいかがでしょうか。

就活やビジネスで好印象なマナー

就職活動やビジネスの現場では、個性を主張することよりも

「相手に安心感を与えること」

「TPOをわきまえていること」

が最優先されます。

ここで選び方を間違えると、知らず知らずのうちに「常識がない」というマイナスの評価を受けてしまうことも。基本のルールさえ押さえておけば怖いことはありません。

デジタル表示の時計は、そのルーツがスポーツやアウトドアにあるため、スーツスタイルにはカジュアルすぎて不向きとされています。

これを選べば間違いなし！鉄板の組み合わせ

• 文字盤の色：
  白、黒、ネイビー（シルバーも可）。白は「誠実さ」、黒は「意志の強さ」、ネイビーは「知性」を演出します。
• ベルト素材：
  シルバーのステンレススチール、または黒・こげ茶の革ベルト。迷ったら手入れが楽で汗に強いメタルバンドがおすすめです。

避けたほうが無難なNG例

• 派手な装飾：
  ゴールドの時計や、宝石が入ったもの、一目で超高級ブランドとわかるモデル（生意気に見られるリスクがあります）。
• カジュアルすぎる素材：
  G-SHOCKなどの樹脂製スポーツウォッチやナイロンベルト（職種によりますが、フォーマルな場では避けましょう）。
• キャラクターもの：
  アニメキャラなどが描かれた時計はプロフェッショナルな場には不適切です。

特に革ベルトの場合は、靴やバッグの色と合わせるのがおしゃれの鉄則です。

「黒い靴には黒いベルトの時計」「茶色の靴には茶色のベルトの時計」を合わせることで、全体のコーディネートに統一感が生まれ、細部まで気配りができる人物という印象を相手に与えられます。

後悔しない20代メンズの選び方

初めて本格的な時計を選ぶとき、つい「一生使える最高の一本を買わなきゃ」と気負ってしまいがちですよね。

でも、20代のうちはキャリアもライフスタイルもどんどん変化していく時期です。無理をして高額なローンを組んだり、傷つくのが怖くて箱にしまったままにしていては本末転倒です。

ここでは、後悔しないために押さえておきたい3つの視点を解説します。

職業や働き方に合わせた素材選び

時計は毎日身につけるものだからこそ、ストレスなく使える「素材選び」が重要です。デザインの好みだけで選んでしまうと、実用面で不便を感じて結局着けなくなってしまうことも少なくありません。

例えば、毎日スーツを着て外回りをし、夏場も汗をかく営業職の方。そんなあなたには、水や汗に強く、汚れてもサッと拭き取れる「ステンレス（メタル）ベルト」が圧倒的に実用的です。

汗染みを気にする必要がなく、常にピカピカの状態を保てるので、ビジネスの基本である「清潔感」をキープしやすいですよ。

一方で、内勤の事務職や、服装が自由なクリエイティブ職の方なら、「革（レザー）ベルト」を選んでみてはいかがでしょうか。

革特有の温かみや経年変化を楽しめますし、袖口からチラリと見えるレザーの質感は、知的な印象や大人の個性を演出するのにぴったりです。

【働き方別】おすすめのベルト素材

• 外回り・現場系：
  ステンレススチール、チタン、ラバー（汗・水・衝撃に強い）
• 内勤・クリエイティブ系：
  カーフレザー、コードバン、ミラネーゼメッシュ（軽くておしゃれ）

「オンオフ兼用」か「使い分け」か

次に考えるべきは、一本の時計で全てをこなしたいのか、シーンによって使い分けたいのかという運用スタイルです。

ミニマリスト志向で、モノをあまり増やしたくないという方は、スーツにも休日のデニムにも違和感なく馴染む「オンオフ兼用モデル」を探しましょう。

シンプルでスポーティなダイバーズウォッチや、装飾の少ない3針モデルがこれに当たります。

逆に、仕事中はぶつけて傷つくのが怖いという方は、仕事用にG-SHOCKやスマートウォッチを使い、休日はこだわりの機械式時計を楽しむというように、「使い分け（二刀流）」をするのも賢い選択です。

これなら、お気に入りの時計をリスクから守りながら、長く大切に使い続けることができます。

迷ったら「王道」を選ぶのが正解

いろいろ考えすぎてわからなくなってしまったときは、時計業界で長年愛され続けている鉄板の組み合わせに立ち返るのが一番の近道です。

それはズバリ、「シルバーのケース」×「黒の文字盤」×「ステンレスベルト」の組み合わせです。

このスタイルは、冠婚葬祭から重要な商談、そして休日のデートまで、あらゆるシーンで「絶対に失敗しない」最強の万能選手です。

奇抜な色やデザインは一時的に気分が上がりますが、飽きがきてしまうこともあります。しかし、この王道スタイルなら流行に左右されず、30代、40代になっても違和感なく愛用できますよ。

クォーツや機械式など駆動方式の違い

時計選びで少しややこしいのが「どうやって動いているか」という駆動方式の違いですよね。これを理解しておくと、自分にぴったりの時計が見つけやすくなり、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防げます。

駆動方式	仕組み	メリット	デメリット	こんな人におすすめ
クォーツ（電池式）	電池で動く	時間が正確（月差±20秒程度）・本体が安くて薄い	2～3年ごとの電池交換が必要	初期費用を抑えたい・正確さ重視の学生や新社会人
ソーラー電波	光で発電＋電波受信	電池交換不要・時刻合わせ不要のメンテナンスフリー	多機能ゆえに少し厚みが出がち・価格がやや上がる	分刻みで動く多忙なビジネスマン・面倒くさがりな方
機械式（自動巻き）	ゼンマイで動く	寿命が長い・資産価値がある・ステータス性が高い	時間がズレる（日差数秒～）・維持費（オーバーホール）がかかる	モノの背景や仕組みに惹かれる・一生モノが欲しい方

20代の最初の1本としては、手軽で正確な「クォーツ」や、実用性最強の「ソーラー電波」が非常に使いやすくおすすめです。

一方で、時計そのものの仕組みや、ゼンマイが解けるチチチ…という音にロマンを感じる方には、「機械式」が最高のパートナーになりますよ。

予算別に見る最適なモデルの探し方

20代は経済状況も人それぞれ。無理のない範囲で、価格以上の価値がある時計を見つけることが重要です。ここでは3つのゾーンに分けて、それぞれの市場特性を見ていきましょう。

エントリーゾーン（～3万円）：コスパとファッション性

ファッションブランドの時計や、国産ブランドの高コスパモデルが手に入ります。クォーツ式が主流ですが、デザインの選択肢は非常に豊富です。

就活生や新社会人の方、まずは気軽に時計生活を始めたい方に最適です。カルバンクラインやスカーゲンなどがこのゾーンの代表格です。

ミドルゾーン（3万円～7万円）：機能美と実用性の融合

社会人生活にも慣れ、少し良いものが欲しくなる20代中盤に向けたゾーンです。

ここでは、傷に強いサファイアガラスや、軽量なチタン素材、メンテナンスフリーのソーラー電波機能がついたモデルが選べるようになります。

セイコーやシチズンの主力モデルがひしめく激戦区であり、実用性重視の社会人に最も推奨される価格帯です。

ハイエンド・エントリー（10万円～）：一生モノへの投資

いわゆる「高級時計」の入り口です。スイス製の機械式時計や、国産の高級ラインが視野に入ります。

適切なメンテナンス（オーバーホール）を行うことで、数十年以上にわたり使用可能な「一生モノ」を手に入れることが可能です。

自分へのご褒美や、昇進の記念に投資する価値が十分にあります。

厳選した20代メンズ腕時計の推奨モデル

ここからは、具体的にどんなブランドやモデルが20代の男性におすすめなのか、詳細にご紹介します。

国内の信頼できるブランドから、憧れの海外ブランド、そして2025年の最新トレンドまで網羅しましたので、あなたの感性に響く一本を探してみてください。

必見の20代メンズ腕時計TOP20

「とりあえず人気のあるものを知りたい！」

「みんなが選んでいる間違いのない時計は？」

という方のために、20代男性から絶大な支持を集めている時計の傾向をランキング形式の視点で分析します。常に上位（TOP20）にランクインしてくるモデルには、明確な共通点があります。

【第1位】セイコー プロスペックス スピードタイマー SBDL085

2025年のランキングにおいて、私が自信を持って不動の1位に推したいのが、セイコーの「SBDL085」です。この時計、今のトレンドをこれ以上ないほど完璧に押さえているんですよ。

まず目がいくのは、やっぱりこのデザインですよね。白の文字盤に黒の小さなメーターを配置した、通称「パンダダイヤル」と呼ばれる顔立ちです。

これは1960年代のモータースポーツ全盛期を思わせるクラシックなスタイルで、高級時計の代名詞であるロレックスのデイトナなどにも通じる、時代を超えたカッコよさがあります。

これをセイコーという信頼の国産ブランドが、アンダー10万円という価格で実現してしまったのですから、人気が出ないわけがありません。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥99,000（税込）
• 絶妙なサイズ感：
  ケース径39.0mmというサイズが本当に素晴らしいんです。海外ブランドのクロノグラフは大きくて厚いものが多い中、これは日本人の手首に吸い付くようにフィットします。スーツの袖口にもスッと収まりますよ。
• 安心のソーラー駆動：
  「V192」というソーラー充電ムーブメントを搭載しています。フル充電なら約6ヶ月も動き続けるので、忙しい朝に「時計が止まってる！」なんて焦ることもありません。

ガラスには傷に強いカーブサファイアガラスを採用していて、高級感も抜群。スーツスタイルには知的な印象を、休日のデニムスタイルにはスポーティなアクセントを加えてくれる、まさに「オン・オフ」兼用の最高傑作です。

【第2位】Tissot（ティソ） PRX パワーマティック80

続いて第2位は、スイスの老舗ブランドTissot（ティソ）が放つ、現代の傑作「PRX」です。初めてのボーナスで、ちょっといいスイス時計が欲しいと考えている方には、迷わずこれをおすすめします。

この時計の最大の特徴は、ケースとブレスレットが一体化した流れるようなフォルム。これは「ラグジュアリースポーツ（ラグスポ）」と呼ばれるスタイルで、本来なら数百万円クラスの超高級時計に見られるデザインなんです。

それを10万円台前半で楽しめるようにしたTissotの功績は、時計業界でも革命的と言われています。光が当たるとキラキラと上品に輝くブレスレットは、手元を見るたびにテンションが上がりますよ。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥112,200 ～ ¥133,540（税込）
• 驚異の80時間パワー：
  名前にある「パワーマティック80」とは、ゼンマイを巻き上げれば80時間も動き続けるという意味です。金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝にまだ動いているので、時刻合わせの手間がいりません。
• 磁気への強さ：
  スマホやPCに囲まれた現代生活でも安心な「ニヴァクロン製ヒゲゼンマイ」を使っているので、磁気による故障リスクが低いのも嬉しいポイントです。

特にブルーやアイスブルーの文字盤は、若々しさと知性を同時に演出できるので、20代の男性には特におすすめですよ。

【第3位】ハミルトン カーキ フィールド メカニカル (H69439931)

デジタルネイティブ世代である20代の皆さんにこそ、あえて触れてほしいのがこの時計。ハミルトンの「カーキ フィールド メカ」です。

手巻きという、毎日自分でリューズを回してゼンマイを巻くアナログな儀式が必要なんですが、それが逆に「相棒」としての愛着を深めてくれるんです。

もともとアメリカ軍に供給されていたミリタリーウォッチの直系子孫だけあって、そのデザインは機能美の極致。視認性の高いアラビア数字や、太陽光の反射を抑えたマットなケース仕上げなど、無骨な「ラギッド感」が男心をくすぐります。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥85,800 ～ ¥110,573（税込）
• 伝統と最新の融合：
  見た目はクラシックですが、中身は80時間のパワーリザーブを持つ最新ムーブメント「H-50」を搭載しています。
• 遊べるストラップ：
  標準装備のNATOストラップ（ナイロンベルト）は、夏場の汗にも強く、汚れたら洗えるのがメリット。気分に合わせて別の色のベルトに交換して楽しむのもおしゃれですね。

ITエンジニアやクリエイター、アパレル関係の方など、スーツを着ない職種の20代にとって、これ以上かっこいい選択肢はなかなかないと思います。

【第4位】シチズン コレクション メカニカル NB1050-59シリーズ

もし予算が5万円から7万円くらいで、とにかく品質が良くて、どこに出しても恥ずかしくない時計を探しているなら、この「NB1050」が最強の正解です。

時計ファンの間では「プアマンズ・グランドセイコー」なんて、畏敬の念を込めて呼ばれることもあるくらい、価格と品質のバランスが良い意味で崩壊している名作なんですよ。

デザインは極めてシンプルで保守的ですが、それが逆に強み。就職活動はもちろん、客先常駐のエンジニアの方や、将来の結納の席など、どんなにフォーマルな場面でも相手に誠実さを伝えられる「鉄壁の守り」を誇ります。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥51,600 ～ ¥77,000（税込）
• スペックの暴力：
  この価格帯で「ハイビート（毎時28,800振動）」の機械式ムーブメントを積んでいるのが信じられません。振動数が高いほど精度が安定するんです。
• 傷つかない美しさ：
  シチズン独自の「デュラテクト」という加工技術で、ステンレスの表面が硬化されています。日常使いでつく擦り傷を徹底的に防いでくれるので、長くきれいなまま使えますよ。

【第5位】オリエント Mako 3 / Kamasu (RN-AA0002L)

最近、各ブランドのダイバーズウォッチがどんどん値上がりしている中で、3万円台で買える本格派として絶大な支持を得ているのがオリエントの「Mako 3」、通称「Kamasu（カマス）」です。

その名の通り、魚のカマスを連想させる鋭い針とインデックスのデザインが、シャープでかっこいいんですよね。

通常、この価格帯だと傷つきやすいミネラルガラスが使われることが多いんですが、このモデルはなんと高硬度の「サファイアクリスタル」を標準装備しています。

実用時計として、ここにお金をかけてくれているのは本当にありがたいポイントです。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥33,880 ～ ¥48,400（税込）
• ちょうどいい存在感：
  ダイバーズウォッチにしては少し小ぶりで、ベルトの取り付け部分（ラグ）が短めです。だから手首が細めの日本人男性でも「時計に着られている感」が出ずに、スマートにつけこなせます。
• 美しい文字盤：
  特にブルーやグリーンのモデルは、光の当たり方で表情が変わるサンバースト仕上げが美しいんです。夏のTシャツスタイルが一気に格上げされますよ。

【第6位】Apple Watch SE (第2世代)

腕時計の記事でApple Watch？と思われるかもしれませんが、iPhoneユーザーが多い日本の20代にとって、これはもはや時計を超えた生活インフラですよね。

あえて高価なSeries 10などを選ばなくても、この「SE」で必要な機能は十分揃います。

常時表示ディスプレイなどは省略されていますが、LINEや着信の通知、SuicaやiDでの決済、睡眠や運動の記録といった核心的な機能はすべて網羅されています。それでいて価格が抑えられているので、コスパは最強です。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥32,000 ～ ¥45,400（税込）
• 戦略的な使い分け：
  バンド交換のエコシステムが充実しているのが最大の強み。平日はメタルやレザーのバンドでビジネス仕様に、休日はシリコンバンドでスポーツ仕様にと、一本で七変化してくれます。
• 仕事の効率化：
  就活中や新人の頃は、スマホを取り出せない場面も多いはず。手元でサッと通知を確認できる機能は、業務効率化の強力な武器になりますよ。

【第7位】セイコー プロスペックス ダイバースキューバ SBDY135

セイコーのダイバーズには「タートル」と呼ばれるカメの甲羅のような伝統的な形があるんですが、それを陸上での使用を想定してスタイリッシュに進化させたのが、この通称「陸ガメ（Land Tortoise）」の「SBDY135」です。

SBDY135の特徴は、なんといってもその美しい文字盤。水中に差し込む光をイメージしたエメラルドグリーンのグラデーションは、他の人とは絶対に被らない個性を演出してくれます。

方位計機能がついたベゼルも、ツールとしての男心をくすぐりますよね。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥86,900（税込）
• 今どきのライフスタイルに：
  キャンプやグランピングといった「アーバン・アウトドア」を楽しむ20代には最高の相棒です。
• 安心のスペック：
  もちろんサファイアガラスと20気圧防水を備えているので、突然の雨や水仕事でもビクともしない信頼性があります。

【第8位】ハミルトン ジャズマスター ジェント クォーツ (H32451141)

時計好きはどうしても機械式を勧めがちですが、分刻みで働く20代のビジネスマンにとって、止まらず、狂わず、維持費も安い「クォーツ時計」を選ぶのは、極めて賢く合理的な選択です。

中でもハミルトンの「ジャズマスター」は、大人の品格を漂わせるドレスウォッチの傑作です。

鋭い針とクサビ型のインデックスが織りなす文字盤のデザインは、価格以上の高級感を放っています。

特にブルー文字盤のモデルは、若々しさと知的な誠実さを同時にアピールできるので、クライアントとの商談やプレゼンテーションの場において、あなたの自信を後押ししてくれるはずです。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥68,000 ～ ¥99,000（税込）
• 薄くて軽い：
  機械式に比べて本体が薄いので、Yシャツの袖口に引っかからず、デスクワークの邪魔になりません。
• 本物のオーラ：
  クォーツであってもハミルトンの作り込みは本物。安っぽさは微塵もなく、スーツスタイルを格上げしてくれます。

【第9位】CASIO G-SHOCK G-SQUAD GBA-950

日本が世界に誇る最強のタフネスウォッチ、G-SHOCK。その中でもこの「G-SQUAD」シリーズは、伝統的な頑丈さにスマートフォンの連携機能をプラスした、まさに現代版G-SHOCKです。

Bluetoothでスマホとつながることで、時刻を自動で修正してくれたり、通知を知らせてくれたりと便利なんですが、完全なスマートウォッチほど頻繁な充電が必要ないのが強み。

充電ケーブルを持ち歩くのは面倒という方にはぴったりです。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥25,300（税込）
• ファッションアイコンとして：
  マットな質感と抑えたカラーリングは、最近流行りの「ゴープコア」などのストリートファッションと相性抜群。
• 学生からプロまで：
  ガシガシ使えるので、フェスやアウトドアはもちろん、クリエイティブな職場の仕事用としても活躍します。

【第10位】オリエント バンビーノ 38 ソーラー (RN-WK000シリーズ)

世界中でカルト的な人気を誇るオリエントの「バンビーノ」。

その唯一の弱点だった「ドレスウォッチにしては少し大きい」という点と「機械式の管理が面倒」という点を、同時に解決してしまったのがこの「38mmソーラーモデル」です。

ドーム型のガラスと、中央が盛り上がったボンベ文字盤は、1950年代のアンティーク時計のような温かみがあって本当におしゃれ。38mmというサイズ感は、細身のスーツや礼服の袖口にも完璧に収まります。

ここがすごい！NAOYAの注目ポイント

• 実勢価格：¥37,400（税込）
• メンテナンスフリー：
  ソーラー充電式なので、定期的な電池交換や毎日の時刻合わせが不要。いざという時に止まっている心配がありません。
• 冠婚葬祭の決定版：
  黒の革ベルトモデルを一本持っておけば、結婚式からお葬式まで、どんなフォーマルな場でも対応できます。社会人のマナーとして持っておくには最高のコスパ時計です。

【第11位】Nordgreen（ノードグリーン） Pioneer クロノグラフ

北欧デザインが好きな方に刺さるのが、デンマーク発の「Nordgreen」です。

このPioneerは、有名なデザイナーであるヤコブ・ワグナー氏が手掛けており、クロノグラフなのにごちゃごちゃしていない、究極のミニマリズムを体現しています。

このブランドはサステナビリティへの取り組みも熱心で、時計を買うことが社会貢献活動への寄付に繋がる仕組みがあります。

SDGsに関心の高い20代の方の価値観とも共鳴する、エシカルな選択肢ですよ。

【第12位】シチズン アテッサ CB1120-50シリーズ

「時計は道具だ。実用性が全てだ」と考える理系男子やエンジニアの方におすすめなのが、この「CB1120」です。

シチズンお家芸の「スーパーチタニウム」を使っているので、着けていることを忘れるくらい軽くて、肌にも優しいんです。

さらに電波時計機能がついているので、日本中（モデルによっては世界中）どこにいても正確な時間を刻み続けます。

時刻合わせも電池交換も不要。面倒な管理から解放してくれる、現代の実用時計の最終回答と言えるでしょう。

【第13位】Tissot ジェントルマン クォーツ

第2位のPRXよりも、もう少しコンサバティブで正統派な時計が欲しいなら、この「ジェントルマン」がおすすめです。

ピカピカに磨き上げられたベゼルと、放射状に光るサンレイ仕上げの文字盤は、ロレックスのオイスターパーペチュアルを彷彿とさせる普遍的な美しさがあります。

スーツスタイルはもちろん、オフィスカジュアルにも品よくマッチするので、営業職の方などが着けると「信頼できそうな人」という印象を相手に与えられますよ。

【第14位】Garmin Venu Sq 2 Music

健康管理もしたいけど、音楽も楽しみたいというアクティブな20代には、Apple WatchではなくGarminという選択肢もあります。

特にこのモデル「Venu Sq Music」は、バッテリー持ちが約11日間と非常に長いのが特徴です。

GarminはもともとGPS機器のメーカーなので、ランニングやジムワークの記録精度はプロ仕様。

「Body Battery」という機能で自分の残り体力を可視化できるのも面白く、本格的に体を鍛えているアスリート志向の方には最高のパートナーになります。

【第15位】About Vintage 1926 At’sea

「みんなと同じ時計はつまらない」というこだわり派の方には、デンマーク発のマイクロブランド「About Vintage 1926 At’sea」をご紹介します。

このブランドは、時計そのもののデザインはもちろん、木製の高級感あるボックスに入って届くなど、手にした瞬間の「物語」を大切にしているんです。

ヴィンテージのダイバーズウォッチを模したデザインは秀逸で、レトロな雰囲気が好きな人にはたまりません。人とは違うセンスで勝負したい方におすすめです。

【第16位】Apple Watch Series 10 (42mm/46mm)

予算に余裕があるなら、最新の「Series 10」を狙うのもアリです。SEに比べて画面が大きく見やすいですし、本体もさらに薄くなっています。

急速充電に対応しているので、お風呂に入っている間にサッと充電できるのも地味に便利なポイント。

ブラックフライデーなどのセール時期には実質価格が下がることもあるので、タイミング次第ではSEよりも満足度の高い「賢い買い物」になる可能性がありますよ。

【第17位】Timex ウィークエンダー / フェアフィールド

アメリカンカジュアル、いわゆるアメトラスタイルの象徴とも言えるのが「Timex」です。

1万円台で手に入る手軽さでありながら、その歴史的背景は本物。文字盤全体が青白く光る「インディグロナイトライト」は、暗い場所でも見やすくて実用的かつアイコニックな機能です。

カラフルなリボンベルトを何本か持っておいて、その日の服装に合わせて付け替える。そんな「時計を着替える」という楽しみ方を知るための入り口として最適な一本です。

【第18位】Casio Standard（チープカシオ） AQ-230等

通称「チプカシ」。数千円で買える時計ですが、これをあえて大人が身につけることが、今や一種の「ハズし」のファッションとして定着しています。

特にこのAQ-230のようなレトロなモデルは、古着スタイルやモードな服装とも相性抜群。

高価なセットアップのスーツにあえてチプカシを合わせるようなスタイルは、ブランドに頼らない余裕のある大人の遊び心を演出できます。

【第19位】オリエントスター モダンスケルトン (RK-AV0005N)

オリエントの上位ラインである「オリエントスター」は、仕上げのレベルが一段違います。

「RK-AV0005N」は、文字盤の一部がくり抜かれていて、中の機械が動く様子が見える「オープンハート」仕様になっています。

チチチ…と動くテンプの鼓動をいつでも眺められるのは、機械式時計を持つオーナーだけの特権。

10万円クラスとは思えないほどの高級感があり、モノの仕組みに興味がある男性の所有欲をしっかりと満たしてくれます。

【第20位】Maker’s Watch Knot（ノット）

最後にご紹介するのは、日本のカスタムウォッチブランド「Knot」です。このブランドの面白いところは、時計の本体とベルトを自分の好きなように自由に組み合わせられること。

しかも「Made in Japan」にこだわっていて、ベルトには栃木レザーや京都の組紐など、日本の伝統工芸を取り入れています。

「自分だけのオリジナルの時計を作りたい」「日本のものづくりを応援したい」という20代の方に、ぜひ手に取ってほしいブランドです。

実用的なおすすめ国内ブランド

品質の高さ、機能の先進性、そして万が一故障した際のアフターサービスの安心感。どれをとっても世界トップクラスの水準を誇るのが、私たち日本の時計ブランドです。

特に20代のうちは、ビジネスシーンで「堅実さ」や「真面目さ」を評価されることが多いため、国産ブランドを選んでおけば上司や取引先からも好印象を持たれやすく、間違いのない選択と言えます。

SEIKO（セイコー）

「日本の時計」と聞いて真っ先に名前が挙がるのは、やはりセイコーではないでしょうか。1969年に世界初のクォーツ時計を発売し、時計の歴史を変えたその技術力は伊達ではありません。

オリンピックなどのスポーツ計時でもおなじみの信頼感は、ビジネスの現場でもそのままあなたの信用につながります。

これから社会に出る方や、万能な一本を探している方には「セイコー セレクション」シリーズが特におすすめです。

時刻合わせ不要のソーラー電波機能を備えつつ、デザインは極めてスタンダード。就職活動の面接から、友人の結婚式、あるいは不祝儀の場まで、どんなTPOでも完璧に対応してくれる頼もしさがあります。

一方で、プライベートやアクティブな趣味を充実させたい方には、ダイバーズウォッチの「プロスペックス」が大人気です。

その堅牢なつくりと力強いデザインは、Tシャツなどのラフな服装にも男らしいアクセントを加えてくれますよ。

CITIZEN（シチズン）

「技術屋」としてのイメージが強く、常に革新的な機能を追求しているのがシチズンです。中でも20代のビジネスマンに強くおすすめしたいのが「アテッサ」シリーズです。

このシリーズの最大の特徴は、独自のチタン加工技術「スーパーチタニウム」にあります。ステンレスの約60%という驚くべき軽さを実現しており、一日中着けていても手首が疲れません。

パソコン作業が多い現代のデスクワーカーにとって、時計が軽いというのは肩こりや疲労の軽減に直結する、想像以上に大きなメリットとなります。

さらに、ステンレスの5倍以上という表面硬度を持っているので、デスクや壁にうっかりぶつけてしまっても傷がつきにくく、新品のような輝きを長く保てるのも嬉しいポイントですね。

ORIENT（オリエント）

セイコーやシチズンとは一線を画し、「機械式時計の伝道師」として独自路線を貫いているのがオリエントです。他の人と被りたくない、ちょっと通な選び方をしたい方にぴったりのブランドです。

特筆すべきは、海外でも熱狂的なファンを持つ「バンビーノ」というモデル。

丸みを帯びたドーム型のガラスと、クラシックなボンベ文字盤が、まるでアンティーク時計のような温かみと色気を醸し出しています。

洗練されたおすすめ海外ブランド

海外ブランドの時計を身につける魅力は、やはりその卓越したデザイン性と、周囲から「良い時計をつけているな」と一目置かれるステータス性にあります。

とはいえ、20代でいきなり数百万円もするような雲上ブランドをつけるのは、少し背伸びしすぎているように見えてしまうことも。

ここでは、20代の男性が嫌味なくつけられ、それでいて「センスが良い」「物の価値をわかっている」と周囲にアピールできる、実力派のブランドを厳選しました。

HAMILTON（ハミルトン）

アメリカで鉄道時計や軍用時計として発展した歴史と、時計の本場スイスの精密な技術力が融合した、世界的にもユニークな立ち位置のブランドです。

ハリウッド映画にも数多く登場しており、その知名度は抜群です。

個性を大切にしたいクリエイター気質の方には、三角形のケースが強烈なインパクトを放つ「ベンチュラ」が最適です。

かつてエルヴィス・プレスリーが愛用し、映画『メン・イン・ブラック』でも採用されたこのモデルは、単なる時計を超えたファッションアイコンとして、あなたの腕元を華やかに彩ります。

一方で、機械としての時計の面白さを感じたい理系男子の心を掴んで離さないのが「ジャズマスター オープンハート」です。

文字盤の一部が大胆にカットアウトされており、そこから精密なムーブメントが時を刻む様子を覗くことができます。チチチ…と動く心臓部を眺めているだけで、時間の経過を忘れてしまうほどの美しさですよ。

TISSOT（ティソ）

1853年に創業したスイスの老舗ブランドでありながら、驚くほど良心的な価格設定で「スイス時計の良心」とも呼ばれるのがティソです。

10万円台で本格的なスイス製機械式時計が手に入るブランドは、今や希少な存在と言えます。

特に現在、世界中で爆発的な人気を誇っているのが「PRX」というモデルです。

これは1970年代のモデルを現代的に復刻したもので、ケースとブレスレットが一体化した「ラグジュアリースポーツ（ラグスポ）」と呼ばれる流麗なデザインが特徴です。

ブレスレットのコマ一つひとつが光を反射してキラキラと輝くため、高級感は抜群。スーツの袖口からチラリと見えるだけで、全体のスタイリングを一気に格上げしてくれます。

Paul Smith（ポール・スミス）

時計専門のメーカーではありませんが、日本国内において絶大な人気と信頼を誇るのがポール・スミスです。

「ひねりのあるクラシック」をブランドコンセプトに掲げている通り、一見するとシンプルなビジネスウォッチに見えて、実は遊び心が満載なんです。

例えば、秒針だけが鮮やかなカラーリングになっていたり、裏蓋に手描きのイラストが刻印されていたりと、持ち主だけが楽しめるディテールが隠されています。

「ガチガチの時計ブランドのスペック競争には興味がないけれど、おしゃれを楽しみたい」という方には最高の選択肢となるでしょう。

女性からの認知度も非常に高いので、デートの会話のきっかけにもなりやすいですよ。

もし予算10万円以上を用意でき、将来的にロレックスなども視野に入れつつ、長く使える本格的なスイス時計を検討されているなら、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

目的で探す用途別おすすめモデル

時計を使うシーンを具体的にイメージすると、より満足度の高い一本が見つかります。あなたの今の状況に当てはめてみてください。

ターゲット・目的	おすすめモデル	推奨理由
【就活・新入社員】 絶対に失敗したくない	セイコー セレクション	時刻合わせ不要で遅刻のリスクを排除。誰に見せても「しっかりしている」と思われる王道の清潔感があります。
【営業・外回り】 タフに毎日使いたい	シチズン	汗に強く、軽くて疲れにくい。さらに傷にも強いので、毎日ガシガシ使っても美しさを長く保てます。
【デート・休日】 センス良く見せたい	オリエント スカーゲン	オリエントのレトロな雰囲気や、スカーゲンの北欧ミニマルデザインは、私服のセンスをさりげなく底上げしてくれます。
【昇進・自己投資】 一生モノが欲しい	キングセイコー チューダー	流行に左右されない普遍的な造形美。メンテナンスをすれば数十年使える品質で、キャリアと共に時を刻むパートナーになります。

2025年-2026年の最新トレンドと色彩

最後に、これからのトレンドについてもお話ししておきましょう。時計業界は数年単位でトレンドが動きますが、2025年-2026年に向けて注目されているキーワードは、「温かみへの回帰」と「サステナビリティ」です。

色としては、パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーにも選出された「モカ・ムース」と呼ばれる、カフェラテのような優しいブラウン系がトレンドカラーとして時計デザインにも波及しています。

これまでのビジネスウォッチは黒や紺などの「冷たい色」が主流でしたが、ブラウン系の文字盤や革ベルトを取り入れることで、親しみやすさ・包容力・大人の余裕を演出できます。

トレンドの手軽な取り入れ方 

いきなり茶色の時計を買うのは勇気がいる…という方は、手持ちの時計のベルトを「ダークブラウンの革ベルト」や「スエード素材」に交換するだけでもOK！

また、環境意識の高いZ世代の価値観に応えるため、電池廃棄を出さないソーラー充電モデルや、植物由来のバイオ素材を使用した時計を選ぶことも、単なる利便性だけでなく「環境に配慮している」というカッコいい選択として定着しつつあります。

20代メンズ腕時計と共に歩む未来

20代で選ぶ腕時計は、単なる時間を確認する道具以上の意味を持ちます。

それは、学生気分を卒業し、社会人として歩み始めたあなたの時間を刻み、成功の喜びも失敗の悔しさも、すべて共に経験していく唯一無二のパートナーです。

就活のために選んだ堅実な一本も、初任給で背伸びして買った憧れの一本も、数年後ふと手元を見たときに「あの頃は必死だったな」とかけがえのないストーリーを語りかけてくれるはずです。

流行やスペックももちろん大切ですが、最終的には「これを着けている自分が好きだ」「これを見ると頑張れる」と思えるものを選んでください。

その時計が、あなたの20代という激動の日々をより輝かしいものにしてくれることを願っています。